「無料 ポケットWiFi」で検索して、出てきたサービスに申し込もうとしたら、端末代や手数料がしっかりかかると分かった。
あるいは「0円」と大きく書かれていたのに、よく読むと条件付きだった。
外で作業する回線を探している人ほど、この食い違いに何度もぶつかります。
結論から言うと、ずっと無料で使い続けられるポケットWiFiは、今回公式情報を確認した範囲では見つかりませんでした。
無料になるのは「一定の期間」か「費用の一部」です。
ただし、その無料をうまく使えば、契約前に自分の作業場所で通信を試すことや、最初の費用を抑えることはできます。
この記事では、ポケットWiFiを無料で使える方法を4つに分けて、各社の公式ページで確認した条件だけで説明します。
15日間無料で試せるTry WiMAX、月額が初月無料になるBIGLOBE WiMAX、端末が無償レンタルのクラウドWiFi、災害時に無料開放される00000JAPANです。
あわせて、無料にならない費用や、「8日以内なら無料でキャンセルできる」と思い込むと困るケースも取り上げます。
読み終えるころには、どの「無料」を使えば損をしないかが判断できるはずです。
ポケットWiFiを無料で使える形は4つある
「無料」という言葉が指しているものは、サービスによって違います。
先に4つの形に分けておくと、広告の「0円」を見たときに何が無料なのかを落ち着いて確認できます。
無料で「試せる」:お試しレンタル
契約する前に、端末を一定期間だけ無料で借りられる形です。
UQ WiMAXの「Try WiMAX」がこれにあたり、公式には15日間無料と記載されています。
期間が終われば返却するので、使い続けることはできません。
その代わり、自分がよく行くカフェや駅でつながるかを、お金をかけずに確かめられます。
月額が「一時的に無料」:初月無料の特典
契約はするものの、最初の月だけ月額料金がかからない形です。
BIGLOBE WiMAX +5Gは、公式に「初月(サービス開始月)は月額料金はかかりません」と記載しています。
ただし、端末代や申込手数料は別にかかります。
また、初月に解約すると1カ月分の月額料金がかかる、という条件も付いています。
端末代が「無料」:無償レンタル
月額料金は払うけれど、端末を買わずに借りられる形です。
クラウドWiFiのグローカルネットは、公式に端末を無償レンタルとしています。
無料なのは端末の購入代だけで、月額料金と事務手数料はかかります。
解約時には返却が必要で、返せないと損害賠償金が発生します。
通信そのものが「無料」:フリーWi-Fiと00000JAPAN
ポケットWiFiではありませんが、無料で使える通信として、カフェや駅のフリーWi-Fiがあります。
また、大規模災害や通信障害のときには「00000JAPAN」という無料Wi-Fiが開放されます。
どちらも費用はかかりません。
一方で、00000JAPANは公式に通信の暗号化を行っていないと明記しており、仕事の通信を日常的に任せる用途には向きません。
💬 正直に言うと、「ポケットWiFi 無料」で出てくる記事の多くは、この4つを区別せずに並べています。
「何が」「いつまで」無料なのかを確認するだけで、申し込んでから驚くことはほぼなくなります。
ポケットWiFiを無料で使う方法を条件で比較
4つの方法を、無料になる範囲と、無料にならない費用で並べました。
各社の公式ページで確認した内容です。
15日間無料で試せる
初月の月額が無料
端末が無償レンタル
通信そのものが無料
Try WiMAX・BIGLOBE WiMAX・00000JAPANは2026年9月11日、グローカルネットは2026年9月7日に各公式サイトで確認した内容です。料金・特典・条件は変更されることがあります。申し込み前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
「使い続けられる」かつ「ずっと無料」の組み合わせは、表のなかにありません。
試すなら無料のお試し、使い続けるなら初期費用と月額を比べる、という2段階で考えるのが現実的です。
ポケットWiFiを15日間無料で試せるTry WiMAX
無料で試す方法として、公式に条件がはっきり書かれているのがUQ WiMAXの「Try WiMAX」です。
公式ページには「2026年6月1日時点の情報です」と記載があり、編集部では2026年9月11日に内容を確認しました。
Try WiMAXは15日間の無料お試しで、延長はできない
公式ページの手順説明には、貸出期間と返却のルールがまとめて書かれています。
UQ WiMAX公式Try WiMAXページの返却手順。「Try WiMAXは15日間の無料お試しサービスです。期間の延長はできません。」と記載され、返却日(最終日)の24時までに発送、返却の送料はUQ負担(ヤマト運輸の場合のみ)と案内されている
公式の記載は「Try WiMAXは15日間の無料お試しサービスです。期間の延長はできません。」です。
公式のよくある質問によれば、15日間は貸出機器の「お届け日」から「返却日」までで数えます。
申し込んだ日からではなく、届いた日から数えるという点は覚えておくと安心です。
返却は、返却日(最終日)の24時までに発送を済ませれば完了です。
返却の送料はUQが負担すると書かれていますが、ヤマト運輸の場合のみという条件が付いています。
借りられる機器は、2026年9月11日時点でホームルーター「L13」とモバイルルーター「DOCK 01」の2種類です。
公式には「おひとりさま1回まで、レンタルできる商品は1種類のみ」とあります。
外で作業する人が試すなら、持ち運べるモバイルルーターのほうです。
返却できないと「貸出機器の相当金額」がかかる
「無料」には条件があります。
公式のよくある質問に、無料にならないケースが明記されています。
UQ WiMAX公式Try WiMAXのよくあるご質問。「はい、無料でお試しいただけます。」としたうえで、返却期限までに返却しない場合や紛失・故障などで返却が確認できない場合は、登録したクレジットカードから最大で貸出機器の相当金額を支払う場合があると記載。申込条件は本人名義のクレジットカード(デビットカード不可)で、前回の貸出から2年以上経過していれば再申込できるとある
公式の回答は「はい、無料でお試しいただけます。」です。
続けて、返却期限までに返却しない場合や、紛失・故障などで返却が確認できない場合は、登録したクレジットカードから最大で貸出機器の相当金額を支払う場合があると書かれています。
具体的な金額は、このページには書かれていません。
「無料だから気軽に」と考えて返却を後回しにすると、端末を1台買うのと変わらない金額になる可能性がある、ということです。
申込条件も確認しておきます。
- 申し込み者本人名義のクレジットカードを登録できる人(デビットカードは使えない)
- Try WiMAXの利用履歴がなく、貸出機器の未返却履歴もない人
- ただし前回の貸出から2年以上経過していれば、再度申し込める
クレジットカードを持っていない人は、この方法を使えません。
また、申し込みはUQとレンティオ株式会社の提携サービスとして行われ、Try WiMAX専用の会員登録が必要だと公式の手順に書かれています。
カフェで作業する人がお試し中に確かめたいこと
15日間は短く感じますが、外で作業する人にとっては十分な長さです。
確かめることを先に決めておけば、無駄なく使えます。
- いつも行くカフェの席でつながるか:窓際と奥の席で速度が変わることがあります
- 移動中の駅やホームでどうか:乗り換えの合間に作業する人は必ず試しておきたい場所です
- ビデオ会議が途切れないか:資料のダウンロードより、会議の安定のほうが仕事への影響が大きくなります
- 1日持ち歩いたときの電池:公式ページにはDOCK 01の連続通信時間が約540分と記載されていますが、使い方で変わります
作業場所の候補がまだ決まっていない場合は、作業できるカフェの総まとめから電源のある店を探して、そこで試すのがおすすめです。
借りた端末をそのまま契約して使うことはできない
お試しで気に入った場合も、借りた端末をそのまま使い続けることはできません。
公式のよくある質問には「ご契約いただける場合は新品のルーターをご用意しますので、お貸出した機器はご返却をお願いします。」と書かれています。
つまりTry WiMAXは、あくまで契約前の確認用です。
使い続けたい場合は、あらためてWiMAXのサービスを契約することになります。
WiMAXはUQ以外の事業者からも契約でき、料金や特典が事業者ごとに異なります。
ポケットWiFiの月額が初月無料になるBIGLOBE WiMAX
使い続ける前提で「無料」を探すなら、月額料金の初月無料が選択肢になります。
BIGLOBE WiMAX +5Gの公式ページで、2026年9月11日に条件を確認しました。
初月は月額料金がかからないが、初月解約だと1カ月分かかる
公式の料金ページに、月額料金と初月の扱いが並んで書かれています。
BIGLOBE WiMAX +5G公式の料金ページ。プラン料金は4,480円(税込4,928円)/月。「初月(サービス開始月)は月額料金はかかりません。ただし、初月解約時は1カ月分の月額料金がかかります(日割り計算なし)。」と記載され、10月1日に月額料金の改定を予定していると案内されている
公式の記載は「初月(サービス開始月)は月額料金はかかりません。ただし、初月解約時は1カ月分の月額料金がかかります(日割り計算なし)。」です。
ここで押さえておきたいのは、初月無料は「お試し」ではないという点です。
初月のうちに解約すると、無料だったはずの初月分の料金がかかります。
「1カ月だけ無料で使って、合わなければやめる」という使い方は、公式の条件上できません。
プラン料金は4,480円(税込4,928円)/月です。
公式ページによれば、サービス開始の翌月から24カ月間、月額料金から1,500円(税込1,650円相当)が値引きされます。
11,500円のキャッシュバックは手続きしないと無効になる
もう1つの特典がキャッシュバックです。
BIGLOBE WiMAX +5G公式のキャッシュバック特典。ルーターの同時申込とクーポンコード「RGZ」の利用で翌月11,500円キャッシュバック。「ギガ放題プラスS」プランでルーターの同時申込が必要と記載されている
公式の特典・キャンペーンページによれば、条件は次のとおりです。
- 「ギガ放題プラスS」プランで、ルーター(データ端末)とSIMを同時に申し込む
- 申し込み時にクーポンコード「RGZ」を大文字で入力する
- サービス開始月の翌月が「キャッシュバック対象月」になる
- 手続き期間は、キャッシュバック対象月の2日目から45日間
- 期間内に手続きしなかった場合、キャッシュバック特典は無効
受け取りは、BIGLOBEのマイページで振込先の口座を登録する方式です。
申し込んだだけでは受け取れません。
サービス開始月に解約した場合も特典の対象外と明記されています。
キャッシュバックは端末代や申込手数料の負担を実質的に軽くするものですが、「無料」になるわけではありません。
受け取れるかどうかは、自分で手続きを覚えておけるかにかかっています。
端末代と申込手数料は無料にならない
初月無料とキャッシュバックがあっても、最初にかかる費用はあります。
同じ料金ページに、次の金額が記載されています。
- 申込手数料:3,000円(税込3,300円)。サービス開始月のみ
- ルーター代金:総額33,264円(税込)。24回払いで月1,386円、36回払いで月924円
- 契約解除料:不要
契約解除料が不要なのは、縛りを避けたい人にとって大きな利点です。
ただし公式には、分割払いの途中で契約を解除した場合は端末割賦代金の残額の支払いが必要だとも書かれています。
「いつやめても0円」ではない点は、契約なしで使えるポケットWiFiの記事で詳しく整理しています。
2026年10月1日から月額料金に330円が加算される
もう1つ、2026年9月に検討している人が必ず知っておきたい告知があります。
BIGLOBE会員サポートの「BIGLOBE WiMAX +5G / WiMAX 2+ サービス 月額料金改定のお知らせ」(2026年7月1日掲載)。改定日は2026年10月1日(木)、すべての料金プランが対象で、8月1日時点の月額料金に一律330円(税込)を加算すると記載されている
BIGLOBEの公式のお知らせによれば、2026年10月1日(木)から、すべての料金プランで月額料金に一律330円(税込)が加算されます。
理由は物価高騰や通信回線の調達コストの上昇と説明されています。
現在「24カ月間月額2,980円(税込3,278円)」の値引き特典が適用されている人は、特典期間が終わるまでは現在の月額料金で使えると書かれています。
10月1日以降に新しく申し込む場合の料金は、この記事を書いた時点では公式の料金ページに反映されていませんでした。
申し込むタイミングが10月をまたぐ人は、申し込み画面に表示される金額を必ず確認してください。
「8日以内なら無料でキャンセル」がポケットWiFiに当てはまらないことがある
「契約しても8日以内なら無料でキャンセルできる」という話を聞いたことがある人は多いと思います。
これは電気通信事業法の「初期契約解除制度」のことです。
ただし、すべてのポケットWiFiが対象になるわけではありません。
BIGLOBE WiMAX +5Gは初期契約解除制度の対象外
BIGLOBE WiMAX +5Gの重要事項説明(2026年8月1日施行)に、はっきり書かれています。
「BIGLOBE WiMAX +5G」重要事項説明(2026年8月1日施行)の初期契約解除の項目。「本サービスは電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドラインに従い、期間拘束のない無線インターネット専用サービスに分類されるため、初期契約解除制度の対象外となります。」と記載されている
公式の記載は「本サービスは電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドラインに従い、期間拘束のない無線インターネット専用サービスに分類されるため、初期契約解除制度の対象外となります。」です。
続けて「サービスご不要の場合は、解約手続きをお願いします」とあります。
つまり、契約してから「やっぱりやめたい」と思っても、8日以内の無条件キャンセルは使えません。
通常の解約になり、初月解約なら1カ月分の月額料金、端末を分割で買っていればその残額がかかります。
同じ重要事項説明のなかで、新規受付を終了している「BIGLOBE WiMAX 2+」は初期契約解除制度の対象(個人のみ)とされています。
同じ事業者のWiMAXでも、サービスによって扱いが違うということです。
「契約してから試す」より「試してから契約する」
重要事項説明によれば、この扱いは電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン上の分類によるものです。
期間拘束のない他社のサービスでも同じ扱いになっている可能性があるため、契約前に重要事項説明の「初期契約解除」の項目を読んでおくと安心です。
外で作業する人にとっての結論はシンプルです。
つながるかどうかの確認は、契約前に無料のお試しで済ませておく。
そのうえで契約すれば、初月無料や解約金なしの条件を「お試し」として使う必要がなくなります。
端末代が無料のポケットWiFi:クラウドWiFiの無償レンタル
端末を買いたくない人には、端末を無償で借りられるクラウドWiFiという選択肢があります。
ここではグローカルネットの「まるっとプラン」を取り上げます。
なお、2026年9月11日に公式ページの再確認を試みましたが、編集部の環境からはページを表示できませんでした。
以下は、編集部が2026年9月7日に公式ページで確認した内容です。
端末は無償レンタルで、国内利用は初月無料と記載されている
グローカルネットの公式ページには、国内料金の段階表と初月無料の記載がありました。
グローカルネット公式まるっとプランの国内料金(2026年9月7日確認)。〜3GB 440円、〜10GB 1,320円、〜50GB 2,728円、〜100GB 3,828円、〜300GB 4,708円(いずれも税込・月額)の段階制で、国内利用は初月無料と記載されている
国内料金は、使ったデータ量に応じて〜3GBの440円から〜300GBの4,708円(いずれも税込)まで自動的に段階が変わる仕組みです。
端末については、公式のよくある質問に「端末は無償レンタルとして提供させていただきますので、お客様で端末を購入いただく必要はございません」と記載されていました。
BIGLOBE WiMAXの端末代が総額33,264円(税込)であることと比べると、最初に端末代を払わなくてよい点は大きな違いです。
国内利用が上限300GBの従量制である点は、無制限ポケットWiFiの比較記事で詳しく説明しています。
契約期間は2年で、返却できないと26,400円がかかる
無償レンタルには、返却の義務がセットで付いてきます。
グローカルネット公式まるっとプランのよくあるご質問(2026年9月7日確認)。初回事務手数料3,300円(税込)、契約期間は2年、2年未満の解約は個人契約で440円(税込)の解約事務手数料、端末はレンタルのため解約時に返却が必要と記載されている
2026年9月7日に確認した公式のよくある質問では、次のように案内されていました。
- 初回事務手数料:3,300円(税込)
- 契約期間:2年。2年未満の解約は、個人契約で解約事務手数料440円(税込)
- 解約時は端末の返却が必要。返却できない場合や紛失した場合は、端末損害賠償金26,400円(税込)
端末代は無料でも、なくしたり壊して返せなかったりすると、端末を買うのに近い金額がかかるということです。
カフェや移動先に持ち歩く端末だからこそ、この条件は先に知っておきたいところです。
クラウドWiFiの仕組みや他社との違いは、クラウドWiFiの解説記事にまとめています。
無料のフリーWi-FiをポケットWiFiの代わりにする場合
最後に、ポケットWiFiを持たずに無料の通信だけで済ませる方法を確認します。
費用はかかりませんが、仕事で使ううえでの制約があります。
00000JAPANは災害時・通信障害時だけ開放され、暗号化されていない
「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」は、大規模災害などのときに無料開放される公衆無線LANの統一名称です。
運営のガイドラインを定めている無線LANビジネス推進連絡会は、利用者向けに次の注意を出しています。
無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)「00000JAPAN利用者の皆様へ」。00000JAPANは緊急時に誰でも使える利便性を確保するため、通信の暗号化等セキュリティへの対応は行っていないと記載。緊急時の安否確認や情報収集等の最小限の利用にとどめ、IDやパスワード等の入力や金融系サービスで使う場合は専用アプリやHTTPS・VPN等の対策をすすめている
公式の記載は「通信の暗号化等セキュリティへの対応は行っていません」です。
利用は緊急時の安否確認や情報収集などの最小限にとどめるよう案内されています。
同連絡会のページによれば、2023年5月18日のガイドライン改訂で、災害時だけでなく通信事業者のネットワーク障害などのサービス停止時にも、通信事業者の要請に基づいて発動できるようになりました。
それでも、ふだんの作業に使える無料回線ではありません。
スマホの回線が止まったときの非常手段として覚えておくのが適切です。
カフェのフリーWi-Fiは無料だが、速さと安全は店任せになる
日常的に使える無料の通信は、カフェや駅のフリーWi-Fiです。
スターバックスやコメダ珈琲店など、無料Wi-Fiを用意しているチェーンは少なくありません。
ただし、フリーWi-Fiには次のような制約があります。
- 1回の接続時間に上限がある店がある
- 混雑する時間帯は速度が落ちやすい
- 暗号化されていないネットワークもある
- そもそも店舗によってWi-Fiがない
チェーンごとのWi-Fiの条件は、カフェのWi-Fi事情をまとめた記事で公式情報をもとに整理しています。
週に1〜2回、短時間だけ作業する人ならフリーWi-Fiで足りることもあります。
一方で、ビデオ会議や顧客データを扱う作業が多い人ほど、自分の回線を持つ意味が大きくなります。
ポケットWiFiを無料で試すときに確認したい4つのこと
ここまでの内容を、申し込む前のチェックリストにまとめます。
何が無料なのかを確認する
「無料」と書かれていたら、まず対象を確認します。
端末の貸出なのか、月額料金なのか、端末代なのか、通信料なのか。
この記事で見たとおり、同じ「無料」でも中身はまったく違います。
無料の期間と、期間を過ぎたあとの料金を確認する
お試しなら返却期限、初月無料なら2カ月目以降の月額を見ます。
BIGLOBE WiMAXのように、申し込み直後に料金改定が控えている場合もあります。
「無料期間のあと、毎月いくら払うのか」まで確認してから申し込んでください。
無料にならない費用を足し算する
申込手数料や事務手数料、端末代は、無料の特典とは別にかかることがほとんどです。
BIGLOBE WiMAXなら申込手数料3,300円と端末代33,264円、グローカルネットなら初回事務手数料3,300円(いずれも税込)です。
実際にいくら払うことになるかを比べたい人は、安いポケットWiFiを実質月額で比べた記事が参考になります。
返却とキャンセルの条件を確認する
お試しや無償レンタルは、返却できないと端末相当の金額がかかります。
また、初期契約解除制度の対象外のサービスでは、契約後の無条件キャンセルができません。
重要事項説明の「初期契約解除」の項目は、契約前に1度だけでも読んでおく価値があります。
ポケットWiFiの無料についてよくある質問
完全に無料で使い続けられるポケットWiFiはありますか
今回公式情報を確認した範囲では、見つかりませんでした。
無料になるのは、お試しの期間、初月の月額料金、端末の購入代など、期間か費用の一部です。
使い続ける場合は、何らかの月額料金と初期費用がかかると考えてください。
ポケットWiFiを無料で試すにはどうすればいいですか
UQ WiMAXの「Try WiMAX」を使う方法があります。
公式によれば15日間無料で端末を借りられ、期限内に返却すれば費用はかからないと案内されています。
本人名義のクレジットカードが必要で、デビットカードは使えません。
Try WiMAXは何回でも借りられますか
公式の申込条件では、利用履歴がない人が対象です。
ただし前回の貸出から2年以上経過している場合は、再度申し込めると記載されています。
1回に借りられるのは1種類の機器だけです。
Try WiMAXを返し忘れるとどうなりますか
公式には、返却期限までに返却しない場合や、紛失・故障などで返却が確認できない場合は、登録したクレジットカードから最大で貸出機器の相当金額を支払う場合があると書かれています。
具体的な金額は公式ページに記載がありませんでした。
初月無料のポケットWiFiを1カ月でやめれば無料になりますか
BIGLOBE WiMAX +5Gの場合は、なりません。
公式に「初月解約時は1カ月分の月額料金がかかります(日割り計算なし)」と記載されています。
申込手数料や端末代もかかるため、1カ月だけ使う目的には向きません。
ポケットWiFiは8日以内なら無料でキャンセルできますか
サービスによります。
BIGLOBE WiMAX +5Gは、重要事項説明で初期契約解除制度の対象外と明記されています。
契約前に、重要事項説明の「初期契約解除」の項目を確認してください。
端末代が無料のポケットWiFiはありますか
グローカルネットの「まるっとプラン」は、2026年9月7日に確認した時点で端末を無償レンタルとしていました。
ただし解約時に返却が必要で、返却できない場合は端末損害賠償金26,400円(税込)がかかります。
初回事務手数料3,300円(税込)と月額料金も別にかかります。
数日だけ使いたい場合も無料の方法がいいですか
数日だけ必要で、クレジットカードがあり、返却も確実にできるなら、Try WiMAXの15日間が候補になります。
ただし到着日を指定して宅配で受け取る仕組みなので、今日すぐ使いたい場合には向きません。
その場で借りたい場合は、コンビニで即日レンタルする方法を確認してください。
まとめ:ポケットWiFiの「無料」は期間と条件で見る
この記事で確認した内容を整理します。
- Try WiMAX:15日間無料で端末を借りられる。延長不可、返却が前提。返却できないと最大で貸出機器の相当金額
- BIGLOBE WiMAX +5G:初月の月額料金が無料。ただし初月解約は1カ月分かかり、申込手数料3,300円と端末代33,264円は別。10月1日から月額に330円加算。初期契約解除制度の対象外
- グローカルネット:端末が無償レンタル(2026年9月7日確認)。契約期間2年、返却できないと26,400円
- 00000JAPAN・フリーWi-Fi:通信料は無料。00000JAPANは災害・通信障害時だけで、暗号化されていない
ポケットWiFiの「無料」は、使い続けるための無料ではなく、試すため・始めるときの負担を減らすための無料です。
まず無料のお試しで自分の作業場所でつながるかを確かめ、そのうえで月額と初期費用を比べて契約する。
この順番なら、無料の特典を「無料」として受け取れます。
使い続ける回線を選ぶ段階に進んだら、外作業向けポケットWiFi・テザリングの比較で料金と契約条件を並べています。
容量を気にせず使いたい人は、無制限ポケットWiFiの比較から確認してください。
本記事の料金・条件は、Try WiMAX・BIGLOBE WiMAX・00000JAPANについては2026年9月11日、グローカルネットについては2026年9月7日に各公式サイトで確認したものです。
料金や提供条件は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。










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