LINEMOでテザリングを使おうとして、パソコン側が繋がらずに固まった経験はないでしょうか。
LINEMOは、ソフトバンクやワイモバイルから乗り換えてくる人が多い回線です。
そして、その端末でこそテザリングだけが動かないという症状が起きやすくなっています。
結論から書きます。
LINEMOのテザリングは月額0円・申し込み不要です。
公式のスペック表に、そのまま表で書かれています。
そして繋がらないときの答えも、公式FAQに具体的に用意されています。
APNタイプを「default,ia,mms,supl,hipri」に書き換えるというものです。
この記事では、LINEMOのテザリングの料金、プランごとに何ギガまで使えるのか、繋がらないときの2つの設定、そしてLINEギガフリーがテザリングでも効くのかを、LINEMO公式のページだけを根拠にまとめます。
読み終えるころには、テザリングが動かない原因を自分で切り分けられて、LINEMOを外の作業回線にしていいかどうかも判断できる状態になります。
情報は2026年10月5日時点の公式ページにもとづいています。
LINEMOのテザリングの結論:0円で使えるが、容量は3GBか10GBか30GB
先に全体像を置きます。
テザリング機能は無料で、申し込みもいりません。
使えるデータ量は契約しているプランの容量そのままです。
LINEMOのプランは2つあり、ベストプランは使った量で料金が変わる段階制、ベストプランVは30GBの定額です。
テザリング機能
公式が表で明記
LINEMOベストプラン
段階制
LINEMOベストプランV
定額
※表示価格は特に記載がない限り税込です。2026年10月5日時点でLINEMO公式に掲載されている内容にもとづきます。時間帯により速度制御の場合があります。最新の条件は公式でご確認ください。
LINEMOのテザリングに料金はかかるのか
まず料金から確認します。
公式のスペック表に「月額料0円・申込不要」と書かれている
LINEMOはプランのスペック表の中で、テザリングを1項目として扱っています。
LINEMO公式のプランスペック表。テザリングは月額料0円・申込不要で、高速データ通信容量を消費すると注記されている 出典: 料金プラン|LINEMO
テザリング
月額料 0円
申込 不要
あわせて注記が付いています。
※ 高速データ通信容量を消費します。対象端末は、動作確認端末でご確認ください。
テザリング機能そのものは無料ですが、通信は契約している高速データ容量から減る、という当たり前の構造です。
「無料」をデータもタダという意味に取らないよう気をつけてください。
よくある質問でも申し込み不要・追加料金なしと答えている
FAQ側にも同じ内容があります。
LINEMO公式FAQ。テザリングはLINEMOで利用できる端末であれば使え、申し込み不要・追加料金なしと回答されている
LINEMOでご利用できる端末であれば、ご利用できます。お申し込み不要、追加料金はありません。
条件は「LINEMOでご利用できる端末であれば」という部分です。
公式の端末一覧に載っているかどうかが前提になります。
ここが次の章につながります。
LINEMOのテザリングが繋がらないときの設定
LINEMOで多いのが「データ通信はできるのにテザリングだけ動かない」という症状です。
公式に明確な対処法が2つ用意されています。
APNタイプを「default,ia,mms,supl,hipri」にする
ソフトバンクやワイモバイルから持ち込んだ端末で起きやすいパターンです。
LINEMO公式FAQ。テザリングができない場合はAPNタイプをdefault,ia,mms,supl,hipriに、他の端末ではMVNOの種類をSPNにすると解消することがあると記載
SIMロック解除済みのソフトバンク/ワイモバイルの端末でテザリングがご利用できない場合、「APNタイプ」の項目を「default,ia,mms,supl,hipri」にすることで解消することがあります。
この文字列はそのまま入力します。
Androidの「設定」からアクセスポイント名(APN)の編集画面を開き、「APNタイプ」の欄を書き換える形です。
他の端末は「MVNOの種類」を「SPN」にする
ソフトバンク系以外の端末では、直す場所が変わります。
他の端末でテザリングができない場合は「MVNOの種類」の項目を「SPN」にすることで解消することがあります。
同じAPNの編集画面にある「MVNOの種類」を「SPN」に変更します。
どちらも公式が「解消することがあります」という書き方をしている点は押さえておいてください。
必ず直るとは書かれていません。
端末そのものが対応していない可能性もあるので、その場合は公式の動作確認端末一覧で自分の機種を確認するのが先です。
💬 正直に言うと、この2つの設定を知っているかどうかで、解決までの時間がまったく変わります。「LINEMO テザリング 繋がらない」で出てくる情報の多くは再起動や機内モードの話で止まっていますが、LINEMOの場合は端末側のAPN設定が原因であることが多く、公式がピンポイントで答えを出しています。
乗り換え時のSIMロック解除は自動で行われる
関連してもうひとつ、公式が書いている条件です。
2021年8月18日(水)以降、ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMO間で乗り換えする際は、乗り換え前にご利用しているソフトバンク/ワイモバイル製品のSIMロック解除手続きを同時に実施しますので、お客さまのお申し出によるSIMロック解除手続きは不要です。
※ ネットワーク利用制限中の製品は除きます。
ソフトバンク系からの乗り換えなら、SIMロック解除を自分で申し込む必要はありません。
ただし、ネットワーク利用制限がかかっている端末は対象外です。
LINEMOのテザリングは何ギガまで使えるのか
テザリングで使えるのは、契約プランの高速データ容量の範囲内です。
LINEMOベストプランは3GBまで990円、10GBまで2,090円
データをあまり使わない人向けの段階制プランです。
LINEMOベストプランの月額基本料。3GBまで税込990円、3GB超え10GBまで税込2,090円 出典: 料金プラン|LINEMO
月額基本料
3GBまで 税抜900円/月(税込 990円/月)
3GB超え 10GB 税抜1,900円/月(税込 2,090円/月)
使った量に応じて自動で料金が変わります。
通話は従量制で、30秒あたり22円(税込)です。
テザリングの観点から言うと、3GBという枠はパソコンを繋ぐとすぐ埋まります。
ノートパソコンのOS更新やクラウド同期が走れば、それだけで数GBです。
このプランでテザリングを使うなら、「外で作業するのは月に数回、資料とメールだけ」という範囲に収まるかどうかが分かれ目になります。
LINEMOベストプランVは30GBで2,970円
容量を使う人向けのプランです。
LINEMOベストプランVの月額基本料。30GBで税込2,970円、5分国内通話定額付き 出典: 料金プラン|LINEMO
月額基本料
30GB 税抜2700円/月(税込 2970円/月)
5分国内通話定額付き
5分以内の国内通話が定額で付いてくるぶん、ベストプランより通話面でも扱いやすくなります。
LINEスタンプ プレミアム for LINEMOが追加料金なしで使えるのも、このプランだけです。
毎週のようにカフェでパソコンを繋ぐなら、現実的な選択肢はこちらになります。
なお、どちらのプランにも「時間帯により速度制御の場合あり」という注記が付いています。
LINEMOのLINEギガフリーはテザリングでも効くのか
LINEMO最大の特徴がLINEギガフリーです。
テザリングと組み合わせられるのかは、気になるところだと思います。
LINEギガフリーは速度制限中もLINEの速度が落ちない
まず、LINEギガフリー自体の内容を確認します。
LINEMO公式のLINEギガフリー説明。データ容量を使い切って速度制限がかかってもLINEアプリの通信速度は落ちないと記載 出典: LINEギガフリー|LINEMO
LINEMOは、LINEアプリのトークはもちろん、音声通話・ビデオ電話のデータ消費もゼロ。
データ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)LINEアプリの通信速度は落ちません。
容量を使い切ったあともLINEだけは速いまま、という点が効きます。
仕事の連絡をLINEでしている人には、月末の保険になります。
対象はトーク、音声通話・ビデオ通話、画像・動画の送受信です。
一方で、トークでの位置情報の共有、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧などは対象外と明記されています。
テザリング経由のLINEが対象かは公式に記載がない
肝心のところです。
LINEMO公式の「ギガフリー対象/対象外機能の一覧」を確認しましたが、テザリング経由でLINEを使った場合についての記載はありません。
対象にも対象外にも、テザリングという項目が出てきません。
ですので、ここは「公式に記載なし」と書いておきます。
断定している記事を見かけても、根拠を確認したほうがいいと思います。
ただし、関連して注意すべき注記が公式にあります。
ギガフリーの対象として案内しているデータ通信であっても、OS、ブラウザ若しくはアプリケーションのバージョンアップ、アップデートその他の更新に伴う識別子の変更又は判定不能事由の発生、VPN(Virtual Private Network)を介したデータ通信など技術的要因によりデータ量を消費する場合があります。
VPNを通すとギガフリーの判定から外れることがある、と書かれています。
外でフリーWi-Fiを使うときにVPNを併用している人は、頭の片隅に置いておいてください。
もうひとつ。
ギガフリー対象として案内しているデータ通信であっても、Wi-FiなどLINEMO通信サービス以外のネットワークでの対象サービスの利用中に、当該別のネットワークからLINEMO通信サービスへ切り替わった場合、データ量を消費することがあります。
ネットワークが切り替わる瞬間にデータを消費することがある、ということです。
カフェのWi-Fiとテザリングを行き来する使い方は、まさにこの状況にあたります。
💬 正直に言うと、LINEギガフリーをテザリングの節約手段として当てにするのはおすすめしません。公式が対象とも対象外とも書いていない以上、計算に入れるべきではないからです。あくまで「スマホ本体でLINEを使うときに効く特典」と考えておくほうが、あとでがっかりしません。
LINEMOのテザリングを外での作業回線にしていいのか
ここまでの条件で判断します。
月に数回ならベストプラン、毎週ならベストプランV
ここからは編集部の判断です。
LINEMOのテザリングは、設定さえ通れば素直に使えます。
料金もかからず、公式の情報も整理されています。
問題は容量の選び方だけです。
- 月に2〜3回、カフェでメールと資料づくり → ベストプランの3GB枠で足りることが多い
- 週に1回以上、パソコンを繋いで作業 → ベストプランVの30GBを前提に
- 毎日のように外で作業 → 30GBでも足りなくなる可能性が高い
ベストプランは3GBを超えると自動で2,090円に上がります。
「安く抑えるつもりがテザリングで毎月超えている」という状態になりやすいので、使った量は確認しておいてください。
毎日の外作業なら回線を分けたほうが安定する
LINEMOの30GBは、毎日Web会議をする使い方には厳しい容量です。
そしてテザリングには、スマホのバッテリーが減る、通話が入ると不安定になる、データを1本で共有するという弱点があります。
外での作業が仕事の中心になっているなら、通信を分けておくほうが楽です。
ポケットWiFiのおすすめと選び方では、縛りなしで使えるものを中心に比較しています。
容量を気にせず使いたい場合は無制限のポケットWiFiもあわせてどうぞ。
キャリアによってテザリングの条件はかなり違います。
2026年12月にデータ量の枠組みが変わるahamoのテザリング、節約モードが使えなくなったUQモバイルのテザリング、トッピング制のpovoのテザリング、楽天モバイルのテザリングと並べて見ると、自分に合う形が見えてきます。
なお、「店のフリーWi-Fiを使えば容量が減らない」と考えている場合は、フリーWi-Fiの危険性を先に読んでおくことをおすすめします。
まとめ:LINEMOのテザリングは0円、繋がらないならAPNを疑う
最後に要点を整理します。
- LINEMOのテザリングは月額料0円・申込不要(公式のプランスペック表に明記)
- 通信は高速データ通信容量から消費される。対象端末は動作確認端末一覧で要確認
- テザリングだけできないときは、APNタイプを「default,ia,mms,supl,hipri」に書き換える
- 他の端末では「MVNOの種類」を「SPN」にすると解消することがある
- ソフトバンク/ワイモバイルからの乗り換えはSIMロック解除が同時に実施される(ネットワーク利用制限中を除く)
- LINEMOベストプランは〜3GB 990円/〜10GB 2,090円、ベストプランVは30GB 2,970円(税込)
- LINEギガフリーは速度制限中もLINEの速度が落ちないが、テザリング経由が対象かは公式に記載なし
- VPN経由やネットワーク切り替え時はギガフリーでもデータを消費することがある
繋がらずに困っている場合は、まずAPNタイプの書き換えを試してみてください。
LINEMOの場合、ここが原因であることがかなり多いはずです。
外での作業が毎日になってきたら、ポケットWiFiのおすすめで回線を分ける選択肢も検討してみてください。
この記事の情報は2026年10月5日時点の公式ページにもとづいています。
料金や条件は変更される可能性があるため、申し込み前にLINEMO公式の料金プランとよくあるご質問でご確認ください。






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