ソフトバンクでテザリングを使おうとして、料金の説明を読んでも結局いくらなのか分からない。
無料と書いてある記事もあれば、550円と書いてある記事もある。
どちらも間違いではありません。
結論から書きます。
ソフトバンクのテザリングは、契約しているデータ定額サービスによって無料と月額550円に分かれます。
しかも分かれ目は古いプランかどうかではありません。
「データプランメリハリ無制限」は無料で、「データプランメリハリ」は550円です。
名前が数文字違うだけで課金が変わります。
この記事では、無料になるプランと550円になるプランの一覧、申し込んでからいつ使えるのか、公式が警告しているセキュリティ上の注意、そしてSIM単体契約だと使えないケースを、ソフトバンク公式ページだけを根拠にまとめます。
読み終えるころには、自分の契約で料金が発生するのかどうかが一覧で確認でき、今日中に使い始められるかも判断できる状態になります。
情報は2026年10月14日時点の公式ページにもとづいています。
ソフトバンクのテザリングの結論:プラン名で無料と550円に割れる
先に全体像を置きます。
ソフトバンクのテザリングは、オプションへの申し込みが必要です。
その月額が、契約中のデータ定額サービスによって0円か550円になります。
テザリングオプション
共通
月額無料になる側
0円
月額550円になる側
550円
※金額はすべて税込です。プラン名は公式の表記にそろえています。一覧は代表例で、公式にはこのほかにも対象プランが列挙されています。2026年10月14日時点でソフトバンク公式に掲載されている内容にもとづきます。ご自身の契約プラン名での料金は必ず公式でご確認ください。
ソフトバンクのテザリングの料金が無料になるプラン
まず、無料側から確認します。
ペイトク・テイガク無制限・メリハリ無制限は月額無料
公式の利用料金の表に、無料になるデータ定額サービスが列挙されています。
ソフトバンク公式テザリングオプションの利用料金表のうち、月額無料になるデータ定額サービスの一覧。表の下には「上記以外」は550円でご加入から2年無料と記載されている
公式の表記で、月額無料になるのは次のプランです。
- データプランペイトク2
- データプランテイガク無制限
- データプランミニフィット2
- データプランペイトク無制限
- データプランペイトク50
- データプランペイトク30
- データプランメリハリ無制限+
- データプランメリハリ無制限
- データプランミニフィット+
- データプラン50GB(データ通信)
- データプラン3GB(データ通信)
- データ定額ミニ 1GB/2GB
- データ定額(おてがるプラン専用)
- データ定額 5GB
- データ定額S(4Gケータイ)
いま新規で契約できる主力のプランは、おおむねこちら側です。
ペイトク系とテイガク無制限、メリハリ無制限系を契約しているなら、テザリングの月額はかかりません。
ただし、申し込み自体は必要です。
無料であることと、手続きが不要であることは別の話です。
公式は「テザリングオプション」について、My SoftBankなどで申し込み・解除ができると案内しています。
「メリハリ」と「メリハリ無制限」で料金が変わる
ここが最大の落とし穴です。
550円になるプランも、公式が同じ表に列挙しています。
ソフトバンク公式テザリングオプションの利用料金表のうち、月額550円になるデータ定額サービスの一覧。データプランメリハリやデータプランミニフィットなどが並ぶ
公式の表記で、月額550円になるのは次のプランです。
- データプランメリハリ
- データプランミニフィット
- データプラン50GB+
- データプランミニ
- データプラン20GB(スマホ)
- データプラン4GB(スマホ)/4GB(ケータイ)
- データプラン3GB(スマホ)/3GB(ケータイ)
- データプラン100MB
- データ定額 50GBプラス/ミニモンスター
- データ定額 20GB/30GB/50GB
- データ定額スマホデビュー
- 家族データシェア 50GB/100GB
- 法人データシェアギガパック(50)/(100)
2つの一覧を並べると、分かれ目がはっきりします。
「データプランメリハリ無制限」は無料、「データプランメリハリ」は550円。
「データプランミニフィット2」と「ミニフィット+」は無料、「データプランミニフィット」は550円。
末尾に「無制限」「2」「+」が付くかどうかで、課金されるかが変わります。
💬 正直に言うと、ここは自分の記憶で判断しないほうがいいです。契約当時のプラン名を正確に覚えている人はほとんどいません。My SoftBankでデータ定額サービスの名称をそのまま確認して、上の2つの一覧に当てはめてください。「無制限」が付いているかどうかだけでも先に見ておくと早いです。
さらに、一覧のどちらにも載っていない場合の扱いも書かれています。
上記以外 550円 ご加入から2年無料
2年間は無料で、そのあと550円になるという意味です。
この2年無料には条件があり、公式は「4G対応の iPhone・スマートフォン・シンプルスマホ・ケータイ・iPad・タブレットを当社から購入され当社が定める期日までに本サービスへご加入の場合、初回加入時に適用となります」と注記しています。
料金は日割りされる
課金の仕方についても注記があります。
ソフトバンク公式テザリングオプションの注記。月額使用料は日割り計算にて当該請求月より課金されると記載されている
月額使用料は日割り計算にて当該請求月より課金されます。
月の途中で申し込んでも、使った日数ぶんだけの請求になります。
ここはauのテザリングと正反対です。
auは「『テザリングオプション』の月額利用料は日割計算されません」と明記しています。
出張や外作業の都合で一時的に使いたいだけなら、ソフトバンクのほうが試しやすい設計です。
なお、テザリングオプションの前提として、公式は「『テザリングオプション』は、データ(パケット)定額サービスへの加入が必要です」と書いています。
ソフトバンクのテザリングは申し込んだ当日から使える
料金の次は、使えるようになるまでの時間です。
公式のよくあるご質問が「お申し込み当日より」と回答している
ソフトバンクはFAQで時期を明言しています。
ソフトバンク公式のよくあるご質問。テザリングオプションはお申し込み当日より利用できると回答されている
[テザリングオプション]申し込みしましたが、いつから利用できますか?
「テザリングオプション」は、お申し込み当日よりご利用できます。
当日から使えます。
ここもauのテザリングとの差が出る部分です。
auは「20時以降にお申し込みの場合、翌朝9時以降にご利用可能となります」と書いています。
夜のカフェで「今つなぎたい」となったとき、auは翌朝まで待たされますが、ソフトバンクは当日中に手が打てます。
💬 正直に言うと、同じ「申し込みが必要なキャリア」でも、この差は外で作業する人にとって地味に大きいです。とはいえ、当日使えるとしても反映までの時間がゼロという意味ではありません。打ち合わせや締め切りの直前に申し込むのではなく、前もって済ませておくのが結局いちばん確実です。
SIM単体契約では使えない場合がある
対応機種のところに、見落とされやすい制限が書かれています。
ソフトバンク公式テザリングの対応機種表と注記。他社が販売する製品を利用するためのSIM単体契約では本サービスを利用できないと記載されている
他社が販売する製品を利用するためのSIM単体契約(iPhone又はiPadでご利用になる場合を除く)の場合、本サービスはご利用いただけません。
手持ちのAndroidスマホにソフトバンクのSIMだけを契約して挿している場合、テザリングオプションは使えないということです。
iPhoneとiPadは例外として除かれています。
ここはワイモバイルのテザリングより踏み込んだ書き方になっています。
ワイモバイルは同じ状況について「動作は保証できません」と書いていますが、ソフトバンクは「ご利用いただけません」と断定しています。
対応機種として公式が挙げているのは、SoftBank 5G/4G LTE/4G対応のiPhone・iPad・スマートフォン、タブレット、そしてケータイではDIGNO ケータイ3、かんたん携帯10、AQUOS ケータイ3、DIGNO ケータイ2、AQUOS ケータイ2です。
ソフトバンクのテザリングで公式が警告しているセキュリティの注意
ここは、料金よりも実害に近い話です。
公式が「不正に侵入されてしまう可能性」と明記している
テザリングの注意事項に、他社のページでは見かけない警告が並んでいます。
ソフトバンク公式テザリングの注意事項。セキュリティ設定をしていないと悪意ある第三者に不正侵入される可能性があること、外部機器からMy SoftBankへ自動ログインできることが記載されている
まず、パスワード管理についての警告です。
セキュリティ設定をしていないときは、悪意ある第三者に不正に侵入されてしまう可能性があります。お客さまの判断と責任において、パスワード管理を行い、ご本人のみのご利用とすることをお勧めいたします。
テザリングのアクセスポイントは、初期設定のまま使うと推測されやすいパスワードになっていることがあります。
カフェのように人が多い場所でテザリングをオンにするなら、パスワードは変更しておくほうが安全です。
貸した相手の端末からMy SoftBankに入れてしまう場合がある
もうひとつが、自動ログインの警告です。
テザリングをご利用の際は、親機をご契約中のお客さまご本人が利用する外部接続機器をご使用ください。外部接続機器からテザリング経由でMy SoftBankへ自動ログインした場合、親機の契約情報の閲覧や、契約変更等の各種お手続きが行える場合があります。
なお、外部接続機器から行われたお手続きは、全て親機の回線契約者ご本人による操作として取り扱われます。
テザリングでつないだ端末は、ソフトバンクの回線から接続していることになります。
その状態でMy SoftBankを開くと、パスワードを入れなくてもログインできてしまう場合があります。
つまり、カフェで同僚にテザリングを貸すと、相手の端末からあなたの契約情報が見え、契約変更まで行える可能性があるということです。
そして、そこで行われた手続きは契約者本人の操作として扱われます。
これはワイモバイルのテザリングにも同じ趣旨の記載があります。
ソフトバンク系に共通する注意点で、ドコモやauのテザリング案内には同じ文言が見当たりません。
公式は止め方も案内しています。
※ My SoftBankで自動ログインを利用しない設定に変更することができます。
人にテザリングを貸す機会があるなら、貸す前に切っておくのが安全です。
なお、テザリングの同時接続台数の上限は、このページには記載がありませんでした。
auのようなテザリング専用のデータ容量上限の一覧も、このページには置かれていません。
ソフトバンクのテザリングを外での作業回線にしていいのか
ここまでが公式情報です。
最後に、カフェや出先で作業する人の視点で整理します。
無料側のプランで、容量に余裕がある人には向く
ペイトク系やメリハリ無制限を契約しているなら、テザリングは無料で、当日から使えて、日割りもあります。
週に数回カフェでノートパソコンを開く程度なら、これで足ります。
向かないのは2つの場合です。
ひとつは、550円側のプランで、テザリングを月に数回しか使わない場合です。
毎月550円を払い続けるより、使う月だけ申し込んで解除するほうが合理的なこともあります。
日割りがあるぶん、この運用はしやすい設計になっています。
もうひとつは、SIM単体契約でAndroidを使っている場合です。
この場合はそもそも利用できないので、別の手段が必要になります。
また、テザリング中はスマホのバッテリーが削れます。
外で長時間作業する日は、スマホが先に力尽きる問題も出てきます。
毎日の外作業なら回線を分けたほうが読みやすい
毎日のように外で作業するなら、スマホの容量とテザリングを同じ枠で奪い合う構成を見直す選択肢があります。
モバイル回線を1本独立させれば、プラン名で料金が変わる表を読む必要がなくなります。
スマホの容量もバッテリーも減りません。
人に貸すときに自動ログインを気にする必要もありません。
店のフリーWi-Fiに毎回つなぎ直す手間も消えます。
フリーWi-Fiの安全面が気になる人には、フリーWi-Fiの危険性と外作業で守るべきことも参考になります。
回線の選び方はポケットWiFiのおすすめと選び方で比較しています。
容量を気にせず使いたいならポケットWiFiの無制限プランも合わせてご覧ください。
まとめ:ソフトバンクのテザリングはプラン名を確認してから申し込む
最後に要点を整理します。
- テザリングオプションは申し込みが必要で、データ定額サービスへの加入が前提
- 月額は契約中のプランで無料と550円に割れる
- ペイトク系・テイガク無制限・メリハリ無制限系・ミニフィット2/+は無料
- データプランメリハリ・ミニフィット・20GB・4GB・3GBなどは550円
- 一覧にないプランは550円だがご加入から2年無料(条件あり)
- 料金は日割り計算される(auは日割りなし)
- お申し込み当日から利用できる(auは20時以降だと翌朝9時以降)
- 他社端末のSIM単体契約(iPhone・iPad以外)では利用できない
- 公式が不正侵入のリスクとMy SoftBankへの自動ログインを警告している
まず確認すべきは、自分のデータ定額サービスの正式名称です。
「無制限」が付くかどうかで、毎月550円の差が出ます。
他社と比べたい場合は、auのテザリング、ahamoのテザリング、UQモバイルのテザリング、ワイモバイルのテザリング、povoのテザリング、LINEMOのテザリングもあわせてご覧ください。
テザリングの容量を気にせず使いたい人は、楽天モバイルのテザリングという選択肢もあります。
カフェ側のWi-Fi事情はカフェのWi-Fi事情まとめにまとめています。
※本記事は2026年10月14日時点でソフトバンク公式サイトに掲載されている内容にもとづいています。料金・プラン・提供条件は変更される場合がありますので、申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。






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