六本木でノートPCを開ける店を探して、結局ヒルズの中を一周した経験はないでしょうか。
飲食店の数は多いのに、「電源が使えると公式に書いてある店」となると急に見つかりません。
これは探し方が悪いのではなく、六本木というエリアの構造です。
結論から言うと、2026年9月24日時点で六本木に「公式サイトで電源ありと確認できるカフェチェーン」はほぼありません。
ドトールもエクセルシオールもコメダも上島珈琲店もプロントも、六本木には1店もないからです。
唯一あるタリーズ4店は、公式の設備欄に電源の項目そのものがありません。
この記事では、各社の公式店舗検索を実際に叩いて確認した結果と、そのうえで六本木で電源を確保する現実的な方法を整理します。
かつて定番だった六本木ヒルズライブラリーが今どうなっているかも含めてまとめました。
読み終えるころには、六本木で無駄に歩き回る時間がなくなります。
六本木の電源カフェは「カフェで探さない」ほうが早い
先に結論を置きます。
- 主要カフェチェーンで六本木にあるのはタリーズだけ(4店)。ただし公式に電源の記載はありません
- 電源が公式に明記されているのは個室ブース(テレキューブ)です。六本木エリアに4拠点あります
- 六本木ヒルズライブラリーは2024年6月30日に閉館しました。今も推薦している記事がありますが使えません
- 土日の夕方以降は、タリーズ4店のうち1店しか21時まで開いていません
つまり六本木は、「電源のあるカフェを探す」よりも「電源を自分で持ち込む」または「個室ブースを短時間だけ借りる」ほうが早いエリアです。
以下、すべて2026年9月24日に各社の公式サイトで確認した内容です。
六本木に主要カフェチェーンがどれだけ無いかを公式で確認した
まず、このエリアの前提から確認します。
各社の公式店舗検索で「六本木」を検索した結果は次のとおりです。
ドトールコーヒーショップ
六本木に0店
エクセルシオール カフェ
六本木に0店
コメダ珈琲店
六本木に0店
上島珈琲店
六本木に0店
プロント
六本木に0店
タリーズコーヒー
六本木に4店
※2026年9月24日に各社の公式店舗検索で確認しました。「六本木」という語で検索した結果であり、六本木一丁目・六本木三丁目などの住所を含む店舗は含まれます。店舗は新規出店・閉店で変わります。
ドトールの公式店舗検索は「六本木」で0件だった
ドトールは全国1,038店ある大手ですが、六本木には1店もありません。
ドトールコーヒーの公式店舗検索で「六本木」を検索した結果。店舗は0件、駅が2件、住所が1,066件と表示される 出典: ドトールコーヒー 公式 店舗検索
「店舗 (0)」という表示がそのまま答えです。
同じ港区でも、赤坂・虎ノ門・浜松町・南青山には店舗があります。
六本木だけがぽっかり空いています。
同じ運営のエクセルシオール カフェも全125店の一覧に六本木の店はありません(2026年9月24日確認)。
これは大きな意味があります。
ドトールは公式店舗ページの「施設・設備」欄でコンセントの有無を公開している数少ないチェーンで、電源を事前に確認する手段としてはいちばん確実です。
その手段が六本木では使えない、ということになります。
コメダ・上島珈琲店・プロントも六本木には無かった
電源の記載がある他のチェーンも同様でした。
- コメダ珈琲店:公式店舗検索で「六本木」は0店。「ご指定の条件に合った店舗が見つかりませんでした」と表示されます
- 上島珈琲店:公式の店舗一覧(全97店)に六本木の店舗はありません
- プロント:公式店舗検索で「六本木」の検索結果は0件(全278店)
コメダは店舗詳細に「電源」という独立した欄があり、あり/なしがはっきり分かるチェーンです。
六本木ではその情報源も使えません。
💬 正直に言うと、ここまで揃って無いエリアは珍しいです。
六本木は飲食店の数でいえば都内でも多いほうですが、セルフ式のコーヒーチェーンの空白地帯になっています。
賃料と客層の組み合わせが理由だと思いますが、理由はともかく結果として「作業者向けの選択肢が少ない街」になっています。
六本木で作業に使えるカフェはタリーズ4店
六本木にある主要チェーンはタリーズだけです。
公式店舗検索で「六本木」を検索すると、全848店のうち4件が表示されます。
タリーズコーヒーの公式店舗検索で「六本木」を検索した結果。4件 / 全848件と表示され、&TEA六本木一丁目店・テレ東BIZカフェ店・六本木一丁目店・六本木店が並ぶ
この4店には、位置と営業時間にはっきりした差があります。
土日も21時まで
全席禁煙
7時開店
※タリーズ公式店舗ページの記載にもとづきます(2026年9月24日確認)。「電源 公式に記載なし」は、タリーズの公式店舗検索・店舗ページに電源(コンセント)という項目自体が用意されていないことを意味します。設備欄のChargeSpotはモバイルバッテリーのレンタルで、電源コンセントではありません。
土日も夜まで使える六本木のカフェ:タリーズ 六本木店
日比谷線・大江戸線の六本木駅にいちばん近いのがこの店です。
4店のうち、土日も21時まで開いているのはここだけでした。
タリーズコーヒー六本木店の公式店舗ページ。月曜から日曜まですべて21時閉店で、設備はTully’s Wi-Fi/喫煙専用室あり(飲食不可)/ChargeSpot
公式ページの記載は次のとおりです。
- 住所:東京都港区六本木5-1-3 ゴトウビルディング1st 1F
- 営業時間:月〜金 07:00〜21:00/土・日 08:00〜21:00
- 設備:Tully’s Wi-Fi/喫煙専用室あり(飲食不可)/ChargeSpot
平日と休日で閉店時刻が変わらないというのが、六本木では貴重です。
他の3店はオフィスビルに入っているため、休日は早く閉まるか定休日になります。
一方で、喫煙専用室があるタイプの店舗です(飲食は不可の専用室)。
煙を完全に避けたいなら、後述の六本木一丁目店のほうが条件に合います。
平日の朝から使える六本木のカフェ:タリーズ 六本木一丁目店
南北線・六本木一丁目駅直結の泉ガーデンタワー1階にあります。
設備欄に「禁煙」と表示されているのがこの店の特徴です。
タリーズコーヒー六本木一丁目店の公式店舗ページ。平日7時開店・21時閉店、土日は8時から18時まで。設備はTully’s Wi-Fi/ChargeSpot/禁煙
公式ページの記載は次のとおりです。
- 住所:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー1F
- 営業時間:月〜金 07:00〜21:00/土・日 08:00〜18:00
- 設備:Tully’s Wi-Fi/ChargeSpot/禁煙
土日は18時で閉まります。
オフィスビルのテナントなので、休日の夜は想定されていません。
平日の朝7時から使える点は、始発で出てきた日や早朝ミーティングの前に効きます。
オフィス街側で使う六本木のカフェ:タリーズ テレ東BIZカフェ店
六本木三丁目の住友不動産六本木グランドタワー1階にあります。
六本木一丁目駅からも六本木駅からも歩ける位置です。
テレ東BIZカフェ店の公式店舗ページ。平日7時から21時、土日は8時から18時までの営業と記載されている
公式ページの記載は次のとおりです。
- 住所:東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー1階
- 営業時間:月〜金 07:00〜21:00/土・日 08:00〜18:00
- 設備:Tully’s Wi-Fi/喫煙専用室あり(飲食不可)/ChargeSpot
六本木一丁目店と営業時間はまったく同じです。
違いは喫煙専用室の有無と、立っているビルだけです。
同じ泉ガーデンタワーの2店が混んでいるとき、0.12km先の代替として覚えておくと動きやすくなります(距離はタリーズ公式の近隣店舗表示によります)。
土日は開いていない六本木のカフェ:&TEA 六本木一丁目店
同じ泉ガーデンタワー1階に、タリーズはもう1店あります。
紅茶を主体にした別業態の「&TEA」です。
&TEA六本木一丁目店の公式店舗ページ。土曜日と日曜日が定休日と明記されている
公式ページの記載は次のとおりです。
- 住所:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー1F
- 営業時間:月〜金 07:30〜21:00/土曜・日曜 定休日
- 設備:Tully’s Wi-Fi/禁煙/ChargeSpot
住所は六本木一丁目店とまったく同じです。
公式の近隣店舗表示でも「0.01 km」となっています。
ここで起きやすい失敗が、土日にこの店を目指してしまうことです。
地図アプリで「泉ガーデンタワーのタリーズ」を目印にしていると、営業しているほうと定休のほうを取り違えます。
土日に行くなら、必ず「六本木一丁目店」のほうを開いてください(それでも18時までです)。
六本木で公式に電源が確認できるのは個室ブース
カフェで電源が確認できない以上、別の枠を知っておくと詰みません。
六本木エリアには、駅や商業施設に置かれた個室ブース「テレキューブ」が4拠点あります。
テレキューブ公式のスペース検索で「六本木」を検索した結果。六本木ヒルズ森タワー・SPACES六本木・神谷町プライムプレイス・城山トラストタワーの4拠点すべてに WiFi と 電源(コンセント/USB) の表示がある 出典: テレキューブ 公式 スペース検索
公式の検索結果に表示されている内容は次のとおりです。
- 六本木ヒルズ森タワー:WiFi/電源(コンセント/USB)。東京メトロ六本木駅1C出口より徒歩3分
- 【提携店】SPACES六本木:WiFi/電源(コンセント/USB)。大江戸線・日比谷線「六本木駅」徒歩1分
- 神谷町プライムプレイス:WiFi/スマホスタンド/電源(コンセント/USB)。南北線「六本木一丁目」駅 徒歩10分
- 城山トラストタワー:WiFi/スマホスタンド/電源(コンセント/USB)。南北線「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口 徒歩5分
4拠点すべてに電源の表示があります。
カフェでは公式に確認できなかった「電源あり」が、ここでは明示されています。
テレキューブの料金は15分単位の従量課金
短時間だけ借りる前提の料金です。
テレキューブ公式のご利用料金ページ。個人会員は220〜330円 / 15分の従量課金と記載され、料金は拠点ごとに異なる旨の注記がある
公式ページの記載は次のとおりです。
- 個人会員:220〜330円 / 15分(税込)
- 15分単位の従量課金。料金は拠点ごとに異なるため、予約画面で確認
- 利用料金は、実際の利用時間に関わらず予約時間に対して課金される
- 予約利用は利用開始1時間前に決済、即時利用は利用時に決済
- 予約開始1時間前までキャンセル可能
1時間使うと880〜1,320円という計算になります。
カフェのドリンク1杯より高いので、常用する場所ではなく「電源と静かさが本当に必要なときの避難先」として持っておくのが現実的です。
オンライン会議が入ってしまった日や、声を出す作業がある日には、むしろカフェより安全な選択肢になります。
駅の個室ブース全般の使い分けは外で作業できる場所の選び方にまとめました。
六本木ヒルズライブラリーは2024年に閉館している
六本木の作業場所として長く定番だったのが、六本木ヒルズ森タワー49階の「六本木ヒルズライブラリー」でした。
今も推薦している記事を見かけますが、すでに閉館しています。
アカデミーヒルズ公式サイトの告知。「六本木ヒルズライブラリー」は、2024年6月30日をもって閉館いたしました、と記載されている 出典: アカデミーヒルズ 公式サイト
公式サイトには「『六本木ヒルズライブラリー』は、2024年6月30日をもって閉館いたしました。」と明記されています。
運営元のアカデミーヒルズ自体も、2024年6月30日をもって閉館と告知されています。
会員制ライブラリーという選択肢がひとつ消えた結果、六本木の作業環境は当時よりも選びにくくなっています。
古い記事の情報をそのまま信じて向かうと、往復の時間を丸ごと失います。
六本木で作業するなら電源と通信は自分で持つ
ここまでの内容を踏まえると、六本木でいちばん効くのは店選びではありません。
六本木ではモバイルバッテリーが前提になる
タリーズ4店の設備欄にある「ChargeSpot」は、モバイルバッテリーのレンタルサービスです。
コンセントではないので、ノートPCの電源としては使えません。
スマホは救えますが、作業用のPCは救えないということです。
タリーズの公式店舗検索には、そもそも電源という絞り込み項目が用意されていません。
つまり六本木では、行ってみるまで電源の有無が分からない状態で店に入ることになります。
対策はシンプルで、バッテリーで完結する時間割にするか、充電が必要になった時点で個室ブースに移るかのどちらかです。
スマホとノートPCで最短ルートが違う話は充電できるカフェの探し方に整理しました。
自前の回線があると六本木の選択肢が増える
💬 正直に言うと、六本木で「電源もWi-Fiも店に期待する」のは分が悪いです。
公式に電源を確認できるチェーンが無い以上、店側の条件で絞り込む方法がそもそも成立しません。
逆に言えば、通信を自分で持っていれば候補は一気に広がります。ホテルのラウンジでも、屋外のベンチでも作業できるからです。
タリーズのWi-Fiは利用のたびに認証が必要で、混雑時間帯は速度も落ちます。
総務省の公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアルは、暗号化されていないWi-Fiについて「通信内容が周囲に見られても構わない場合に限って利用しましょう」と書いています。
仕事の通信をどこまで店のWi-Fiに乗せてよいかはフリーWi-Fiの危険性にまとめました。
料金と縛りの考え方はポケットWiFiの比較と選び方が参考になります。
六本木のカフェで作業するときに気をつけたいマナー
六本木は店舗数に対して作業需要が多いエリアです。
席が足りていないぶん、配慮の必要度も上がります。
- 12〜13時の長居を避ける:オフィス街なのでランチのピークがはっきり出ます
- 滞在時間に見合う注文をする:2時間を超えるなら追加で何か頼みます
- 泉ガーデンタワーの2店を占有しない:同じビルに集中しやすい立地です
- 通話やオンライン会議の発声は控える:声を出す作業は個室ブースに移します
- コンセントを勝手に探して使わない:客用に開放されている保証がありません
- 土日の&TEAは定休:閉まっている店の前で待たないよう事前に確認します
どの店も、作業について公式に基準を示しているわけではありません。
店舗や時間帯によって受け止め方は変わります。
混んできたら切り上げる、という感覚を持っておくのが現実的です。
六本木の電源カフェについてよくある質問
六本木で電源が使えるカフェはどこですか
2026年9月24日時点で、公式サイトで電源ありと確認できるカフェチェーンは六本木にありません。
六本木にある唯一の主要チェーンであるタリーズは、公式店舗ページに電源(コンセント)という項目自体がないためです。
電源が公式に明記されているのは、テレキューブなどの個室ブースです。
六本木にドトールやコメダはありますか
ありません。
ドトールの公式店舗検索で「六本木」を検索すると「店舗 (0)」、コメダ珈琲店では0店、上島珈琲店とエクセルシオール カフェも全店一覧に六本木の店舗はありませんでした(2026年9月24日確認)。
六本木で土日に作業できるカフェはありますか
タリーズ 六本木店が土日も8:00〜21:00です。
六本木一丁目店とテレ東BIZカフェ店は土日8:00〜18:00、&TEA六本木一丁目店は土日定休です。
土日の夜まで開いているのは六本木店だけということになります。
泉ガーデンタワーのタリーズは2店あるのですか
はい。
「六本木一丁目店」と「&TEA 六本木一丁目店」が同じ住所(六本木1-6-1 泉ガーデンタワー1F)にあります。
公式の近隣店舗表示では0.01kmです。
&TEAは土日が定休日なので、休日に向かうときは店名を確認してください。
六本木ヒルズライブラリーはまだ使えますか
使えません。
アカデミーヒルズ公式サイトに「『六本木ヒルズライブラリー』は、2024年6月30日をもって閉館いたしました。」と記載されています。
テレキューブは1時間でいくらですか
個人会員は15分あたり220〜330円(税込)の従量課金なので、1時間なら880〜1,320円という計算になります。
ただし公式に「料金は拠点ごとに異なるため、予約画面で確認してください」と書かれているため、実際の金額は予約時に確認してください。
ChargeSpotがあればノートPCを充電できますか
できません。
ChargeSpotはモバイルバッテリーのレンタルサービスで、電源コンセントではありません。
スマートフォンの充電には使えますが、ノートPCの電源としては想定されていません。
まとめ:六本木の電源カフェは「探す」より「持ち込む」
2026年9月24日に各社の公式サイトで確認した結論を整理します。
- 公式に電源ありと確認できるカフェチェーンは六本木にない(ドトール0店・エクセルシオール0店・コメダ0店・上島珈琲店0店・プロント0件)
- 六本木にある主要チェーンはタリーズ4店だけ。ただし公式の設備欄に電源の項目がない
- 土日も21時まで開いているのはタリーズ 六本木店だけ
- 同じ泉ガーデンタワーの&TEA 六本木一丁目店は土日定休
- 電源が公式に明記されているのはテレキューブ4拠点(個人会員220〜330円/15分)
- 六本木ヒルズライブラリーは2024年6月30日に閉館済み
「電源のある店を探す」という方法がそもそも成立しないエリアなので、バッテリーと自前回線を前提に組むのが現実的です。
電源のあるチェーンの探し方は電源のあるカフェの探し方、店選び全体の考え方は作業できるカフェの選び方にまとめています。
店選びの条件からWi-Fiを外してしまいたい場合はポケットWiFiの比較と選び方が参考になります。
※本記事の情報は2026年9月24日に各社の公式サイトで確認したものです。店舗の新規出店・閉店、営業時間・設備・料金は変更される場合があります。訪問前に公式サイトでご確認ください。










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