タリーズに入って、Wi-Fiの一覧に「tullys_Wi-Fi」が見つからなかったことはないでしょうか。
あるいは、繋がったのに1時間ほどで切れて、作業の途中で認証画面に戻された経験はないでしょうか。
結論から言うと、どちらも理由がはっきりしています。
まずTully’s Wi-Fiがあるのは全848店のうち747店で、全店ではありません(公式店舗検索で2026年9月22日に実測)。
そして公式の接続手順には、「簡単2STEPで無料Wi-Fiを60分間ご利用いただけます」「※利用時間を超過後、認証画面が再度表示されます」と書かれています。
さらに紛らわしいのが、公式ページのステッカー表記が「tullys_Wi-Fi」なのに対し、端末の一覧に出るSSIDは「tullys_WiFi」だということです。
この記事では、タリーズの公式サイトと公式の接続手順PDFを一次情報として、対応店舗数・接続手順・60分制限・電源の扱い・繋がらないときの対処までを確認します。
公式に書かれていない項目は「公式に記載なし」とそのまま書いています。
読み終えるころには、タリーズを作業場所として使うときに何を想定しておけばいいかがはっきりします。
タリーズのWi-Fiは全848店のうち747店にある
まず、どこで使えるのかを確認します。
タリーズは公式ページで「ステッカーがある店舗」という条件を提示しており、全店ではないことを明言しています。
公式は「tullys_Wi-Fiのステッカーが貼ってある店舗」と説明している
公式サイトには「Tully’s Wi-Fi」という専用ページがあります。
タリーズ公式「Tully’s Wi-Fi」ページ。ステッカーが貼ってある店舗で利用できると説明されている
Tully’s店舗内でWi-Fi機器をお持ちの方であれば、どなたでもインターネットがお楽しみいただけます。
操作は簡単です。「tullys_Wi-Fi」のステッカーが貼ってある店舗でご利用いただけます。
会員登録もアプリも不要で、「どなたでも」と書かれています。
一方で利用できる店舗には「ステッカーが貼ってある店舗」という条件が付いています。
つまり全店ではない、というのが公式の説明です。
公式店舗検索で絞り込むと747件と表示された
では、実際に何店あるのか。
公式の店舗検索には設備の絞り込みがあり、そこに「Tully’s Wi-Fi」が用意されています。
実際に絞り込んだ結果が次の画面です。
タリーズ公式店舗検索で設備「Tully’s Wi-Fi」を絞り込んだ結果。747件/全848件と表示されている(2026年9月22日時点)
表示は「747件 / 全848件を表示中」でした。
割合にすると88.1%です。
裏を返すと、約100店にはWi-Fiの登録がないことになります。
同じ絞り込みで他の設備も数えました。
- Tully’s Wi-Fi:747店(全848店中)
- ChargeSpot:506店
- 禁煙:680店
いずれも2026年9月22日に公式店舗検索で確認した数字です。
「近所のタリーズなら大丈夫だろう」と考えず、公式の店舗ページで設備アイコンを見てから向かうほうが確実です。
タリーズのWi-Fiは60分で認証画面に戻る
ここが作業する人にとっていちばん重要なところです。
公式の接続手順に、利用時間がはっきり書かれています。
公式の認証画面に「60分間」と表示されている
タリーズの公式Wi-Fiページには「接続方法について」という項目があり、そこから接続手順のPDFが配布されています。
そのPDFに載っている認証画面が次のものです。
タリーズ公式の接続手順PDFに掲載されている認証画面。60分間の利用と、超過後に認証画面が再表示されることが明記されている
画面にはこう書かれています。
簡単2STEPで無料Wi-Fiを60分間ご利用いただけます
※利用時間を超過後、認証画面が再度表示されます
1回の接続で使えるのは60分です。
そして超過しても遮断されて終わりではなく、認証画面が再度表示されるという書き方になっています。
実質的には、60分ごとに認証をやり直しながら使う形です。
1回60分という条件自体は珍しくありません。
ドトールも公式PDFで60分制限を案内していますし、マクドナルドも1回60分です。
違いが出るのは「再認証できるか」「何回まで許されるか」の部分で、タリーズの公式資料には回数の上限についての記述が見当たりません。
認証で聞かれる誕生年と性別は「任意」と書かれている
認証画面では誕生年と性別の入力を求められます。
ここで手が止まる人がいますが、公式PDFには注記があります。
※年齢及び性別は任意でのご入力となります
「回答してください(任意)」という表示も画面に出ています。
個人情報を入れたくない場合は、選択せずに「利用規約に同意する」へ進めるということです。
なお、同じ画面の利用規約にはこう書かれています。
USEN Free Wi-Fiは株式会社USENが提供する店内でご利用いただける公衆無線LAN接続サービスです。
タリーズのWi-Fiは、実体としてはUSENが提供している公衆無線LANです。
店員さんに聞いても詳しいことが分からない場合があるのは、このためです。
💬 正直に言うと、この記事を書く前は「タリーズは接続条件が公式で確認できないチェーン」だと思っていました。
実際には、公式ページからリンクされたPDFに60分制限まで書かれていました。
見つけにくい場所にあるだけで、情報は公開されています。
タリーズのWi-FiのSSIDは「tullys_WiFi」
ここが地味につまずくポイントです。
公式サイトの表記と、端末に表示されるSSIDが一致していません。
ステッカーは「tullys_Wi-Fi」、選ぶSSIDは「tullys_WiFi」
公式PDFの手順で、実際に選ぶネットワーク名が確認できます。
タリーズ公式の接続手順PDF。Wi-Fi設定画面で選ぶSSIDは「tullys_WiFi」と表示されている
手順の見出しも「tullys_WiFiを選択する」となっています。
一方、公式Wi-Fiページの本文は「tullys_Wi-Fi」というステッカー名で書かれています。
- 店頭のステッカー・ロゴの表記:tullys_Wi-Fi(ハイフンあり)
- 端末のWi-Fi一覧に出るSSID:tullys_WiFi(ハイフンなし)
「tullys_Wi-Fi」で探して見つからず、Wi-Fiがない店だと判断してしまうのは、この表記の違いが原因のことがあります。
一覧ではハイフンなしの「tullys_WiFi」を探してください。
接続の流れは公式PDFで2ステップにまとめられています。
- 端末のWi-Fi設定を開き、SSID「tullys_WiFi」を選択する(iPhone・Android共通)
- 自動で表示される認証画面で言語を選び、誕生年・性別(任意)を選んで「利用規約に同意する」→「インターネットに接続する」をタップする
タリーズのWi-Fiが繋がらないときに公式が案内している対処
公式PDFには、繋がらない場合の手順も2パターン載っています。
どちらも自分で試せる内容です。
認証画面が出ないときはブラウザを自分で開く
認証画面は自動で起動する想定ですが、起動しないことがあります。
その場合の手順が公式に書かれています。
- ブラウザアプリ(Safari/Chromeなど)を開く
- 検索窓に文字列を入れて「開く」をタップする
- 認証画面が表示されたら、通常どおり言語選択から進める
Wi-Fiには繋がっているのに認証していない状態だと、どのページを開こうとしても認証画面へ飛ばされます。
その性質を利用して、わざとブラウザで何かを開きに行く、という手順です。
それでも駄目なら「このネットワーク設定を削除」する
インターネット未接続のままになる場合の対処も載っています。
タリーズ公式の接続手順PDF。認証画面が起動しない・インターネット未接続になる場合に、ネットワーク設定を削除する手順が案内されている
❶Wi-Fi設定画面より対象のSSIDの右にある「i」マークをタップ
❷「このネットワーク設定を削除」をタップ
前回の接続情報が残っていると、認証済みのつもりで繋ぎに行って失敗することがあります。
設定を削除してから繋ぎ直す、というのが公式の案内です。
Androidは表記が異なる場合がある、という注記も付いています。
解決しないときの問い合わせ先はタリーズではなくUSEN
公式PDFの最後に、問い合わせ先が載っています。
タリーズ公式の接続手順PDFに記載された問い合わせ先。USENカスタマーセンターが24時間・年中無休で対応と案内されている
■ USENカスタマーセンター
0120-773-713
24時間
年中無休
問い合わせ窓口はタリーズではなくUSENです。
店舗スタッフに聞いても分からないことがあるのは、運営が別会社だからです。
タリーズの電源(コンセント)は公式に記載がない
結論から言うと、電源については公式に記載がありません。
公式店舗検索の「設備」で選べる項目を見ると、その理由がはっきりします。
タリーズ公式店舗検索の設備の絞り込み項目。Tully’s Wi-FiとChargeSpotはあるが、電源やコンセントの項目はない
並んでいるのは次の7項目です。
- Tully’s Wi-Fi
- ChargeSpot
- 禁煙
- 加熱式たばこ専用室あり(飲食可)
- 飲食可能喫煙室あり(飲食可)
- 喫煙専用室あり(飲食不可)
- キッズスペース
電源・コンセントという項目はありません。
似た位置にあるChargeSpotはモバイルバッテリーのシェアリングサービスで、席で使えるコンセントとは別のものです。
バッテリーを借りてスマホを充電する仕組みなので、ノートPCの電源としては使えません。
コンセントが用意されている席を見かける店舗はありますが、チェーンとして案内されているものではないため、この記事では「ある」とは書きません。
電源を前提に場所を決めたい日は、公式に電源の有無を公開しているチェーンを選ぶほうが確実です。
探し方は電源のあるカフェの探し方に整理しています。
タリーズとドトール・サイゼリヤを公式情報で比べる
同じ「カフェで作業する」でも、公式が出している情報量はチェーンごとに大きく違います。
公式サイトで確認できた内容だけを並べると、次のようになります。
タリーズ
Wi-Fiは88%の店にある
電源の店舗数が分かる
※各社の公式サイト・公式店舗検索の記載にもとづく比較です(2026年9月22日確認)。店舗数は公式店舗検索の絞り込み結果です。「公式に記載なし」は、公式サイト上で該当する記述を確認できなかったことを意味します。
電源まで含めて考えるなら、店舗単位で公開しているドトールのほうが計画は立てやすくなります。
タリーズはWi-Fiの情報は手厚いが、電源の情報はないというチェーンです。
タリーズで作業するなら60分の再認証を前提に考える
ここまでの内容を、作業する側の視点でまとめ直します。
タリーズは座席が落ち着いていて、長めに作業しやすい雰囲気のあるチェーンです。
Wi-Fiも88%の店舗にあり、登録も要りません。
ただし60分ごとに認証画面へ戻されるという前提は変わりません。
オンライン会議の途中で切れる、大きなファイルのアップロードが止まる、といった場面では、この60分が効いてきます。
さらに、公式が認証時に誕生年や性別を尋ねる仕様である以上、不特定多数が同じネットワークにいる公衆無線LANであることも前提になります。
💬 正直に言うと、60分そのものより「どの店にあるか分からない」ほうが面倒だと感じています。
848店のうち101店にはWi-Fiの登録がなく、電源にいたっては公式に情報がありません。
店に着いてから条件を確かめる時間が、毎回積み上がっていきます。
公衆無線LANで避けたい操作と対策はフリーWi-Fiの危険性と対策に整理しました。
そのうえで、店選びの条件から通信を外してしまう選び方もあります。
自分の回線を1本持てば、60分の再認証も、店ごとの当たり外れも関係なくなります。
料金と縛りの考え方はポケットWiFiの比較と選び方にまとめています。
タリーズで作業するときに気をつけたいマナー
タリーズはコーヒーを楽しむ店で、作業スペースとして提供されているわけではありません。
長く使わせてもらう前提で、以下は意識したいところです。
- 混雑時間帯の長居を避ける:昼どきと夕方は席の回転が必要です
- 2人席・ソファ席を1人で長時間占有しない:カウンターがあればそちらを使います
- 通話やオンライン会議の発声は控える:静かに過ごしている人が多い店です
- 滞在時間に見合う注文をする:おかわりサービスを使う手もあります
- コンセントを勝手に探して使わない:客用に開放されている保証がありません
- 荷物で席を占有したまま長時間離れない:席取りと受け取られます
タリーズが作業や滞在時間について公式に基準を示しているわけではありません。
店舗や時間帯によって受け止め方は変わります。
混んできたら切り上げる、という感覚を持っておくのが現実的です。
タリーズのWi-Fiについてよくある質問
タリーズのWi-FiのSSIDは何ですか?
公式の接続手順PDFでは「tullys_WiFi」です。
公式サイト本文のステッカー表記は「tullys_Wi-Fi」とハイフン入りですが、端末の一覧に出るのはハイフンなしの表記です。
見つからないときは、ハイフンなしで探してみてください。
タリーズのWi-Fiは全店で使えますか?
使えません。
公式は「ステッカーが貼ってある店舗でご利用いただけます」と説明しています。
公式店舗検索で設備「Tully’s Wi-Fi」を絞り込むと、747件/全848件でした(2026年9月22日時点)。
タリーズのWi-Fiは何時間使えますか?
公式の接続手順PDFの認証画面に「簡単2STEPで無料Wi-Fiを60分間ご利用いただけます」と記載があります。
同じ画面に「※利用時間を超過後、認証画面が再度表示されます」とも書かれています。
1日の利用回数の上限については、公式資料に記載が見当たりません。
会員登録やアプリは必要ですか?
必要ありません。
公式は「Wi-Fi機器をお持ちの方であれば、どなたでもインターネットがお楽しみいただけます」と書いています。
認証画面で誕生年と性別を聞かれますが、公式PDFに「※年齢及び性別は任意でのご入力となります」と注記があります。
タリーズにコンセントはありますか?
公式に記載がありません。
公式店舗検索の設備の絞り込みに、電源やコンセントという項目自体が用意されていません。
似た位置にあるChargeSpotはモバイルバッテリーのシェアリングサービスで、席のコンセントとは別のものです。
認証画面が出ないときはどうすればいいですか?
公式PDFでは2つの方法が案内されています。
1つはブラウザアプリを開き、検索窓に文字列を入れて「開く」をタップする方法です。
もう1つは、Wi-Fi設定でSSID右の「i」マークから「このネットワーク設定を削除」を選び、繋ぎ直す方法です。
Wi-Fiのトラブルはタリーズに聞けばいいですか?
公式PDFに記載された問い合わせ先はUSENカスタマーセンター(0120-773-713・24時間・年中無休)です。
タリーズのWi-Fiは株式会社USENが提供する公衆無線LANサービスのため、窓口が別になっています。
ドトールとタリーズ、作業するならどちらですか?
電源が要る日はドトールです。
公式が店舗単位でコンセントの有無を公開しており、Wi-Fiと両立する店は444店と数えられます。
タリーズは電源の情報が公式に存在しないため、その日の運に左右されます。
まとめ:タリーズは「Wi-Fiは多いが電源は読めない」チェーン
公式情報から確認できたことを整理します。
- Tully’s Wi-Fiがあるのは全848店のうち747店(88.1%・2026年9月22日に公式店舗検索で確認)
- 公式の条件は「tullys_Wi-Fiのステッカーが貼ってある店舗」。全店ではない
- 端末の一覧で選ぶSSIDは「tullys_WiFi」。ステッカーの表記とはハイフンの有無が違う
- 利用は1回60分。公式は「※利用時間を超過後、認証画面が再度表示されます」と案内している
- 会員登録は不要。認証時の誕生年・性別は任意と公式PDFに明記
- 提供元は株式会社USEN。問い合わせもUSENカスタマーセンター(24時間・年中無休)
- 電源(コンセント)は公式に記載なし。設備の絞り込みに項目がない
- ChargeSpotがある店舗は506店だが、これはモバイルバッテリーのシェアリングで席のコンセントではない
Wi-Fiの情報量は、チェーンのなかでは手厚いほうです。
足りないのは電源の情報、というのが公式サイトから読み取れる実態です。
ほかのチェーンと比べたい場合はチェーン別のWi-Fi事情と作業できるカフェの選び方をご覧ください。
店ごとの当たり外れから解放されたい場合は、ポケットWiFiの比較と選び方が参考になります。
※本記事の情報は2026年9月22日にタリーズコーヒージャパンの公式サイト・公式店舗検索・公式の接続手順PDFで確認したものです。店舗数や設備は変更される場合があります。








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