クラウドWiFiを調べていると、同じ100GBなのに月額2,948円のサービスと4,708円のサービスが並んでいて、何が違うのか分からなくなります。
比較サイトを何本か読んでも、結局「どれもクラウドSIMだから同じでは」というところで止まってしまう。
先に結論を書きます。
クラウドWiFiの料金差は、ほぼ「契約期間を縛るかどうか」で説明がつきます。
同じ会社の同じ100GBでも、2年契約なら2,948円、契約期間なしなら3,938円というように、約1,000円の差が「縛りの値段」として設定されています(モンスターモバイル公式・税込)。
そしてもう1つ。
クラウドWiFiは「無制限」ではありません。
月間の上限があり、超えると128kbpsに落ちるのが基本です。
1日あたりの上限が別に設定されている端末もあります。
この記事では、まずクラウドWiFiの仕組みを公式の説明図で確認し、そのうえでグローカルネット・ZEUS WiFi・モンスターモバイルの3社について、公式ページの料金・契約期間・解約時の負担を並べます。
確認日は2026年9月7日です。
読み終えるころには、自分が「安さ」と「やめやすさ」のどちらを取るべきかが決まり、選ぶプランが1つに絞れます。
クラウドWiFiとは何か|仕組みを公式の図で確認する
まず、名前の由来になっている技術から押さえます。
クラウドWiFiはSIMカードを端末に挿さない
一般的なモバイルルーターは、特定の通信会社のSIMカードを差し込んで使います。
クラウドWiFiは、その物理的なSIMカードを使いません。
グローカルネット公式まるっとプランの「クラウドWiFiの仕組み」の説明図。端末は電源ONと同時にクラウドSIMサーバーへアクセスし、利用エリアや通信状況に合わせて最適なキャリアのSIM情報を取得すると記載されている
公式の説明です。
端末は電源ONと同時にクラウドSIMサーバーへアクセスし、利用エリアや通信状況に合わせて最適なキャリアのSIM情報を取得します。切り替え時もユーザー操作は不要です。
図には「電源を入れるだけ」「クラウドが最適回線を自動選択」「スマホやPCにつなげるだけ」という3ステップが示されています。
つまり、SIMの情報をネットワーク経由で受け取る仕組みです。
利用者から見ると、回線の選択を自分でしなくてよいというのが最大の違いになります。
この仕組みから、次の特徴が出てきます。
- 事前のエリア確認や回線の指定が不要(公式は「事前準備なしで現地で無制限利用可能」と海外利用について記載)
- 1台で複数キャリアの回線を使える
- SIMカードの購入や差し替えが不要(公式は「SIMカード購入や面倒な初期設定は不要」と記載)
実際に使われている端末とマルチキャリアの中身
「4キャリア対応」と書かれていても、実際にどの回線を掴むのかは端末仕様の話になります。
クラウドWiFiで広く使われている端末の1つが、uCloudlink製の「U3」です。
ヤマダデンキがレンタルサービスで採用しており、公式PDFにスペックが掲載されています。
ヤマダデンキ公式が掲載するクラウドWi-Fi U3のスペック。端末製造元はuCloudlink、Wi-Fi接続可能台数は最大10台、連続稼働時間は約12時間、1日のデータ通信量の合計が5GBを超えると速度制限対象と記載されている
公式PDFの記載です。
大手携帯キャリアの最適な回線を自動キャッチ!
通信制限について
1日のデータ通信量の合計が5GBを超えると、速度制限対象となります
※速度制限時:128kbps(翌日AM0時に順次制限解除)
スペックとして掲載されているのは次のとおりです。
- 端末名:U3(ユースリー)/端末製造元:uCloudlink
- 通信速度:下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
- Wi-Fi接続可能台数:最大10台
- バッテリー容量:3,000mAh/連続稼働時間:約12時間
- Wi-Fiプロトコル:2.4GHz(IEEE802.11b/g/n)
ここで注目すべきは2点です。
1つは5GHz帯に対応していないこと(2.4GHzのみの記載)。
カフェやコワーキングのように2.4GHz帯が混雑する場所では、速度が落ちやすい条件です。
もう1つは下り最大150Mbpsという数値です。
WiMAXのモバイルルーターが下り最大3.5Gbps(BIGLOBE公式のSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01の記載)とされているのと比べると、カタログ上のスペックは大きく違います。
ベストエフォートなので実測とは別ですが、クラウドWiFiは速度で選ぶ機器ではないと考えたほうが実態に近いです。
💬 正直に言うと、私も最初は「4キャリア対応なら最強では」と思っていました。
調べてみると、対応の広さと速度は別の話です。
クラウドWiFiの価値は「どこでもそこそこつながる」ことであって、「速い」ことではありません。
クラウドWiFiの料金を3社の公式ページで比較する
ここからは実際の料金です。
性格の違う3社を選びました。
グローカルネットは使った量で自動的に段階が変わる
まず、従量制のクラウドWiFiです。
グローカルネット公式まるっとプランの国内料金。〜3GB 440円、〜10GB 1,320円、〜50GB 2,728円、〜100GB 3,828円、〜300GB 4,708円(いずれも税込・月額)の段階制で、国内利用は初月無料と記載されている
公式ページに掲載されている国内料金です(税込・月額)。
- 〜3GB:440円
- 〜10GB:1,320円
- 〜50GB:2,728円
- 〜100GB:3,828円
- 〜300GB:4,708円
公式には「国内利用初月無料! 月々440円で3GBまで使える!」と記載されています。
容量を増やす手続きは不要です。
日本国内利用については、利用通信量に応じた従量制となります。お客様の方でのお手続きは必要なく、自動的に上位の価格が適用されます。
使わない月は安く、使った月だけ上がるという形です。
外での作業量が月によって大きく変わる人には、この仕組みが一番ムダになりません。
通信容量のリセットについても公式に記載があります。
国内は毎月1日の日本時間AM9時、海外はグリニッジ標準時間の24:00(日本時間AM9:00)にリセットされます。
海外でもそのまま使える点も特徴です。
公式には「海外利用される場合に特別なお手続きは不要です。そのままWiFi端末を海外に持ち込みいただければ、普段の通りご利用いただけます」と書かれています。
料金は国ごとの日額で、韓国・台湾が790円/日、アメリカ・シンガポール・タイなどが880円/日と記載されています。
グローカルネットの契約期間と解約時の負担
料金が安く見えるサービスほど、契約条件の確認が必要です。
グローカルネット公式まるっとプランのよくあるご質問。初回事務手数料3,300円(税込)、契約期間は2年、2年未満の解約は個人契約で440円(税込)の解約事務手数料、端末はレンタルのため解約時に返却が必要と記載されている
公式のよくあるご質問です。
契約期間は2年となります。2年未満に解約された場合は、解約事務手数料として個人契約のお客様は440円(税込)、法人契約のお客様は10,780円(税込)を頂戴致します。2年経過後は、いつでも無償にて解約することが可能です。
初回事務手数料はいくらですか?
3,300円(税込)となります。
端末はレンタルとなりますので、解約時には端末の返却が必要となります。端末返送にかかる送料はお客様負担となりますのでご了承ください。
端末を紛失した場合、いくらかかりますか?
端末損害賠償金として26,400円(税込)がかかります。解約時ご返却いただけない場合も同様です。
契約期間は2年あります。
ただし2年未満で解約したときの負担は個人契約で440円と小さく、実質的な縛りは軽い部類です。
支払い方法にも制限があります。
公式には「個人契約のお客様はクレジットカードのみ」と記載されています。
口座振替や現金払いはできません。
解約は窓口へのメール連絡が必要で、公式には「グローカルネット サポート窓口(info@glocalnet.jp)まで、解約の旨のご連絡をお願い致します」と書かれています。
ZEUS WiFiは割引期間つきの2年契約プランが主力
次は、定額制で割引を前面に出しているサービスです。
ZEUS WiFi公式のスタンダードプラン料金表。通常価格は30GB 2,508円、50GB 3,278円、100GB 3,828円で、初月〜3ヶ月目と4〜24ヶ月目は割引価格。注記にスタンダードプランは24ヶ月契約と記載されている 出典: ZEUS WiFi 公式サイト
公式サイトの「スタンダードプラン」の記載です(税込)。
| 容量 | 通常価格 | 初月〜3ヶ月目 | 4〜24ヶ月目 |
|---|---|---|---|
| 30GB | 2,508円/月 | 980円/月 | 2,361円/月 |
| 50GB | 3,278円/月 | 1,480円/月 | 3,106円/月 |
| 100GB | 3,828円/月 | 1,980円/月 | 3,212円/月 |
注記も併せて読む必要があります。
※スタンダードプランは24ヶ月契約です。
契約期間内に解約される場合は、解約事務手数料として月額基本料 1ヶ月分がかかります。
※データ通信容量について:上記のデータ通信容量は、毎月1日~末日までにご利用いただけるデータ通信容量です。
当月のデータ通信容量を超えた場合、128kbpsで通信可能です。
※ご利用料金について:月額基本料は、初月は日割計算となります。
別途、契約事務手数料3,000円(税込3,300円)がかかります。
つまり、980円という表示は最初の3カ月だけです。
4カ月目からは2,361円、25カ月目からは通常価格の2,508円に戻ります。
30GBプランを24カ月使った場合の合計を計算すると、次のようになります。
- 初月〜3ヶ月目:980円×3=2,940円
- 4〜24ヶ月目:2,361円×21=49,581円
- 契約事務手数料:3,300円
- 合計:55,821円(24カ月・月あたり約2,326円)
これは編集部の計算で、ZEUS WiFiが公表している数値ではありません。
月額基本料は初月日割りとされているため、実際の合計は申込日によって変わります。
ZEUS WiFiには解約事務手数料0円のフリープランもある
同じ会社に、契約期間の考え方が違うプランが用意されています。
ZEUS WiFi公式のフリープラン料金表。「解約事務手数料0円」と表示され、30GB 3,168円、50GB 3,828円、100GB 4,708円(税込・月額)、別途契約事務手数料3,300円がかかると記載されている 出典: ZEUS WiFi 公式サイト
公式サイトの「フリープラン」の記載です(税込)。
- 30GB:3,168円/月
- 50GB:3,828円/月
- 100GB:4,708円/月
見出しには「解約事務手数料0円だぉ!」と表示されています。
スタンダードプランにある「24ヶ月契約」「解約事務手数料は月額基本料1ヶ月分」という注記は、フリープランの注記には含まれていません。
同じ30GBで比べると、通常価格2,508円に対してフリープランは3,168円です。
差額は660円。
これが「いつやめてもいい」ことの値段だと考えると分かりやすくなります。
なお、契約事務手数料3,300円はどちらのプランでもかかります。
モンスターモバイルは同じ容量で2つの契約形態を選べる
「縛りの値段」がもっとはっきり見えるのがこのサービスです。
モンスターモバイル公式の料金プラン。2年契約プランは契約期間2年間・解約金あり、縛りなしプランは契約期間なし・解約金なし。縛りなしプランは20GB 2,640円、50GB 3,190円、100GB 3,938円(税込)と記載されている
公式サイトに、同じ容量で2つのプランが並べて掲載されています(税込)。
| 容量 | 2年契約プラン | 縛りなしプラン | 差額 |
|---|---|---|---|
| 20GB | 1,650円(6ヵ月間割引) | 2,640円 | 990円 |
| 50GB | 2,200円(6ヵ月間割引) | 3,190円 | 990円 |
| 100GB | 2,948円 | 3,938円 | 990円 |
どの容量でも差額はほぼ990円です。
「契約期間なし・解約金なし」を選ぶ対価が、月990円という値付けになっています。
2年契約プランの解約金についても公式に明記されています。
2年契約プランは契約開始月を含む24か月以内に解約をされた場合、月額料金の1か月分と同じ金額の解約手数料(オプションの月額料金は含まれません。また、キャンペーンなどで月額割引がある場合であっても、解約手数料は割引前の金額になります。)が発生致します。25か月目以降に解約の場合、解約手数料は発生致しません。
割引についての注記も重要です。
7カ月目以降はキャンペーン終了となり2年契約プラン20GB:月額1,980円(税込)、2年契約プラン50GB:月額2,530円(税込)となります。
つまり、20GBの1,650円は最初の6カ月だけで、7カ月目から1,980円になります。
契約事務手数料は「契約時に別途契約事務手数料3,000円(税込3,300円)の費用が掛かります」と記載されており、3社とも同額です。
また「料金に日割りはございません。お申し込みの際に、月初での発送もお選び頂けます」という記載もあります。
容量が足りなくなったときのチャージ料金も公式に掲載されています(2025年11月4日時点の価格として記載)。
- 500MB(1日):225円
- 1GB(7日):330円
- 3GB(30日):665円
- 7GB(30日):979円
- 30GB(60日):3,450円
クラウドWiFiで端末を壊した・なくしたときの費用
端末はどのサービスもレンタルです。
返せなければ弁済が発生します。
モンスターモバイル公式の端末補償オプションの補償内容。端末本体の機器損害金は通常16,500円(税込)、オプション加入時は0円。バッテリー交換は通常8,800円、付属ケーブル交換は1,100円と記載されている
公式に掲載されている機器損害金です(税込)。
- 端末本体:16,500円(補償オプション加入時は0円)
- バッテリー交換:8,800円(同0円)
- 付属ケーブル交換:1,100円(同0円)
補償オプションは月額350円(税込385円)で、公式には「初月無料」と記載されています。
グローカルネットの場合は金額が違います。
公式のよくあるご質問には「端末損害賠償金として26,400円(税込)がかかります。解約時ご返却いただけない場合も同様です」と記載されています。
補償にあたる「あんしん補償パックオプション」は月額440円(税込)で、公式には「ご契約時のみ申し込みいただけます」「盗難・紛失は対象外」と明記されています。
紛失・盗難が対象外の補償もあるという点は、外に持ち歩く前提だと見落とせません。
持ち歩く頻度が高いなら、補償の対象範囲を申込前に確認してください。
クラウドWiFi3社を同じ条件で並べる
100GB前後の使い方を想定して、3社の条件を同じ項目で整理します。
グローカルネット まるっとプラン
従量制・海外もそのまま
ZEUS WiFi
割引つき2年/解約金なしの2択
モンスターモバイル
縛りの有無を同じ容量で選べる
2026年9月7日に各社公式ページで確認した記載にもとづきます。金額はすべて税込です。割引価格は適用期間が限られており、期間終了後は各社の通常価格に戻ります。モンスターモバイルのチャージ料金は公式に「価格は2025年11月4日時点のものです」と記載されています。料金・条件は変更されることがあるため、申し込み前に必ず各社公式でご確認ください。
3社を並べると、性格の違いがはっきりします。
- 月ごとの使用量にムラがあるなら、従量制のグローカルネット
- 2年使うと決めていて、初期の出費を抑えたいなら、割引つきのZEUS WiFiスタンダードまたはモンスターモバイル2年契約
- いつやめるか分からないなら、モンスターモバイルの縛りなしプランかZEUS WiFiのフリープラン
クラウドWiFiを選ぶ前に確認したい4つのこと
料金表だけを見て決めると、後から条件に気づくことになります。
「無制限」ではなく上限と制限後の速度を見る
クラウドWiFiは月間の上限があるサービスがほとんどです。
ZEUS WiFiは公式注記に「当月のデータ通信容量を超えた場合、128kbpsで通信可能です」と記載しています。
128kbpsは、テキストのやりとりはできても、Web会議や資料のダウンロードは実用に耐えない速度です。
さらに、月間の上限とは別に1日あたりの制限が設定されている端末もあります。
ヤマダデンキ公式PDFのU3の記載は「1日のデータ通信量の合計が5GBを超えると、速度制限対象となります」でした。
月100GBの契約でも、1日で5GB使えば当日は制限されることがあるという構造です。
1日に大容量の動画会議や大きなファイルのやり取りをする人は、月間の数字だけで判断しないでください。
割引がいつ終わるかを確認する
3社とも、目立つ価格は割引価格です。
- ZEUS WiFiスタンダードプラン:初月〜3ヶ月目が割引、4〜24ヶ月目は別価格、25ヶ月目からは通常価格
- モンスターモバイル2年契約プラン(20GB・50GB):6ヵ月間割引、7カ月目からキャンペーン終了
トップページの大きな数字は、たいてい3〜6カ月分の価格です。
自分が使う期間全体の合計で比べてください。
支払い方法と手数料を確認する
クレジットカードを前提にしているサービスが多い分野です。
グローカルネットは公式に「個人契約のお客様はクレジットカードのみ」と記載しています。
契約事務手数料は3社とも3,300円(税込)で共通でした。
日割りの扱いも違います。
ZEUS WiFiは「月額基本料は、初月は日割計算となります」、モンスターモバイルは「料金に日割りはございません」と、真逆の記載です。
月末に申し込むと、後者では1カ月分を払うことになります。
端末の返却と補償の範囲を確認する
端末はレンタルなので、解約時に返す必要があります。
グローカルネットは「端末返送にかかる送料はお客様負担となります」と明記しています。
返却しない場合は端末損害賠償金26,400円(税込)です。
補償オプションの対象範囲も要確認です。
グローカルネットのあんしん補償パックは、公式に「盗難・紛失は対象外」と記載されています。
一方、モンスターモバイルの端末補償オプションは端末本体の機器損害金が0円になると記載されています。
外に持ち歩く前提なら、紛失が対象かどうかで選ぶ価値があります。
クラウドWiFiが向く人・向かない人
ここまでの内容を、使い方に落とします。
クラウドWiFiが向くのはこんな人
- 移動が多く、行き先のエリアを事前に調べたくない人(回線を自動で選ぶため)
- 月によって使う量が大きく変わる人(従量制なら安い月は安い)
- 端末を買いたくない人(3社とも端末は無償レンタル)
- 海外出張がある人(グローカルネットは端末をそのまま持ち込めると公式に記載)
クラウドWiFiが向かないのはこんな人
- 速度を重視する人(U3の公式スペックは下り最大150Mbps、2.4GHzのみ)
- 毎日大容量を使う人(1日5GBの制限がある端末がある)
- 現金や口座振替で払いたい人(クレジットカードのみのサービスがある)
- データ量を気にせず使いたい人(月間上限があり、超えると128kbps)
速度とデータ量を優先するなら、WiMAX系のモバイルルーターのほうが条件は合います。
比較の全体像はポケットWiFiの選び方とおすすめの基準にまとめています。
契約期間を避けたいなら、選び方の順番を変える
ここまで読んで「結局どれも契約期間があるじゃないか」と感じた人もいるはずです。
そのとおりです。
ただ、クラウドWiFiの契約期間は、金額で見ると軽いものが多いのも事実です。
- グローカルネット:2年未満の解約で440円(個人契約)
- モンスターモバイル2年契約:月額1カ月分(20GBなら1,980円)
- モンスターモバイル縛りなし/ZEUS WiFiフリープラン:解約金の記載なし・0円と表示
端末を33,000円で買うタイプのサービスと違い、途中でやめても残債が発生しません。
端末は返せば終わりです(返送料は自己負担)。
💬 正直に言うと、「縛りなし」を選ぶために毎月990円多く払うのが得かどうかは、使う期間次第です。
1年使うなら990円×12=11,880円。
2年契約の解約金が月額1カ月分(数千円)であることを考えると、短期でやめる予定でも2年契約のほうが安く済む場合があります。
「縛りなし」という言葉に反応する前に、解約金の実額を確認してください。
月ごとの使用量にムラがあるなら、そもそも定額で契約せず、使った量だけ払う従量制が一番ムダになりません。
契約なしで使う方法も含めて選択肢を整理したい場合は、契約なしで使えるポケットWiFiの4つの方法を先に読むと判断が早くなります。
なお、カフェのフリーWiFiでしのぐ方法もありますが、暗号化されていないネットワークでは通信を覗かれるおそれがあります。
仕事の資料を扱うなら、自分の回線を持つほうが安全です。
クラウドWiFiについてよくある質問
クラウドWiFiは本当に無制限で使えますか
多くのサービスには月間の上限があります。
ZEUS WiFiは公式に「当月のデータ通信容量を超えた場合、128kbpsで通信可能です」と記載しています。
また端末側にも制限があり、ヤマダデンキ公式PDFのクラウドWi-Fi U3は「1日のデータ通信量の合計が5GBを超えると、速度制限対象となります」とされています。
クラウドWiFiとWiMAXの違いは何ですか
回線の選び方が違います。
クラウドWiFiはクラウドSIMサーバーから最適なキャリアのSIM情報を取得して回線を自動で切り替えます(グローカルネット公式の説明)。
WiMAXはau回線とWiMAX 2+を使う専用のサービスです。
公式スペックで見ると、クラウドWi-Fi U3は下り最大150Mbps、BIGLOBE WiMAXのSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01は下り最大3.5Gbpsと記載されています。
クラウドWiFiの端末は買い取りですか
今回確認した3社はいずれもレンタルです。
グローカルネット公式には「端末は無償レンタルとして提供させていただきますので、お客様で端末を購入いただく必要はございません。解約時には端末を返却いただく必要がございます」と記載されています。
返却しない場合は端末損害賠償金26,400円(税込)です。
「縛りなし」と「2年契約」はどちらが安いですか
使う期間によります。
モンスターモバイルの公式価格では、同じ容量で縛りなしプランのほうが月990円高くなります。
一方、2年契約プランの解約金は「月額料金の1か月分」と記載されています。
1年程度で解約する見込みなら、2年契約プラン+解約金のほうが総額は安くなる計算になります(編集部の計算です)。
申し込んでからどのくらいで使えますか
グローカルネット公式のよくあるご質問には「通常、営業日午前中までのご注文で当日出荷、午後以降は翌営業日から2営業日以内に出荷をいたします」と記載されています。
ZEUS WiFiは「10時までのお申し込みで最短当日発送」(ヤマト運輸のネコポスで発送、ポスト投函)と記載しています。
どちらも発送が当日であって、到着は翌日以降です。
今日すぐ使いたい場合はどうすればいいですか
クラウドWiFiの申し込みでは当日に手元へ届きません。
その日のうちに必要なら、店頭レンタルや無人ボックスのレンタルを使うことになります。
方法はポケットWiFiをコンビニで即日レンタルする方法にまとめています。
クラウドWiFiは何台まで同時につなげますか
端末によります。
ヤマダデンキ公式PDFに掲載されているクラウドWi-Fi U3の仕様は「Wi-Fi接続可能台数 最大10台」です。
また連続稼働時間は約12時間、バッテリー容量は3,000mAhと記載されています。
支払いにクレジットカードは必須ですか
サービスによります。
グローカルネットは公式に「個人契約のお客様はクレジットカードのみ、法人契約のお客様はクレジットカードと請求書払いからお選びいただけます」と記載しています。
ZEUS WiFiの公式サイトには「デビットカード、プリペイドカードおよび海外発行のクレジットカードはご利用いただけません」との注記があり、あわせて「クレジットカード不要のプランが新登場!」という案内も掲載されています。
まとめ:クラウドWiFiは「縛りの値段」を見て決める
最後に要点を整理します。
- クラウドWiFiはSIMカードを挿さず、クラウドSIMサーバーから最適な回線の情報を取得する仕組み(グローカルネット公式の説明)
- 「無制限」ではない。月間上限を超えると128kbps、さらに端末側に1日5GBの制限がある場合もある
- 料金差の正体は契約期間。モンスターモバイルは同じ容量で2年契約と縛りなしの差が月990円
- 目立つ価格は割引価格。ZEUS WiFiスタンダードの980円は初月〜3ヶ月目のみ
- 契約事務手数料は3社とも3,300円。端末はレンタルなので返却が必要で、送料は自己負担
- 端末を買うサービスと違い、途中解約でも残債は発生しない
月ごとに使う量が変わるなら従量制、2年使うと決めているなら割引つきの契約、いつやめるか分からないなら縛りなしのプラン。
この3つで考えると、選択肢は自然に絞れます。
次に読むなら、契約なしで使えるポケットWiFiの4つの方法で契約形態そのものを比べるか、ポケットWiFiの選び方とおすすめの基準で全体像を確認してみてください。
料金・契約条件は変更されることがあります。
この記事の内容は2026年9月7日に各社公式ページで確認したものです。
申し込みの前に、必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。









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